大手産業機械メーカーでのデータ同化技術の研究（藤沢事業所）の求人

データ同化技術を用いて、ポンプ等の製品全体の熱の流れを求め、各部位の温度を明確にする技術を確立することが担当業務となります。

・モデルケースを用いて伝熱の課題にデータ同化技術を適用する手法を構築する。
・技術構築にあたっては共同研究などにより、社内外の専門家と議論を行う。
・技術文献調査や関連学協会のセミナー、大会などに参加して情報収集を行う。

＜データ同化技術について＞
データ同化技術とは、観測データとコンピュータシミュレーションを組み合わせて、より正確な予測や解析を行う方法です。観測データでシミュレーションを修正することで、現実に近い結果を得ることができます。
当社で扱う製品の各部位の温度を、明確にシミュレーションができることで、製品開発効率の向上、製品の信頼性の向上に繋がります。

＜魅力＞
当社は多様な製品群を取り扱っており、さまざまな製品における技術確立に携われます。(ポンプ、タービン、焼却炉など)各種解析ソフトも揃えており、学会での発表・参加の経験を積むことも推奨しております。(上司と相談の上)
また、各事業との連携の機会もあり、データ同化技術の社内の第一人者として技術確立に集中できる環境をご用意しております。
※変更の範囲：会社の定める業務

【キャリアステップイメージ】
・入社数年後の期待役割：5年後程度まで、データ同化技術を用いて製品各部位の温度を明確にする技術確立に取り組む。ゆくゆくは、熱分野以外でもデータ同化技術が必要とされる分野での技術確立に取り組んでいただく。
・部署ローテーション、転勤・海外赴任の可能性：当面は、藤沢事業所における当課の業務に専念していただく。その後のキャリアアップとして、データ同化技術の適用が望まれる部門へのローテーションが考えられる。

【当部門の役割・業務概要・魅力】
製品内の熱の流れを理解することは重要であるが、回転体など温度測定が困難な製品が多い。このため非接触温度測定技術、シミュレーション技術、データ科学技術など組み合わせ製品全体の熱の流れを理解していく。また、将来の社会ニーズを見据えて必要となる熱工学関連技術について研究活動を続けることが主なミッションである。当課は各々のライフスタイルを尊重した業務環境を提供できるようにしており、社内・社外の多くの専門家と、多様な課題の解決に向き合うことができ、各種のセミナーや講習会に参加できる豊かな機会を与えるなど、業務を通してキャリアアップが期待できる。

▼必須要件
下記全てを満たす方
・データ同化技術に関わるスキルを持っていること。
・数値計算に関わるプログラミングのスキルを持っていること。(MATLAB、Pythonなど)
・数値解析用ソフトウェア使用に関するスキルを持っていること。(Ansys mechanical、 Abaqus、Ansys CFXなど)

＜データ同化技術が使用される業務例＞
気象会社(気候観測データのシミュレーション)、海洋研究機関(海洋の状態を予測・解析する)、交通管理システム会社(交通情報の提供や交通管理システムを開発する)、農業技術会社(農業の効率化や作物の成長予測を行う)、航空宇宙企業(飛行データのシミュレーション)など。
データ同化技術は、さまざまな製品・サービスで活用できる特徴があります。データ同化技術の経験があれば、業界やサービスは問いません。

▼歓迎要件
・伝熱工学、熱工学技術に関わるスキルを持っていること。
・伝熱工学、熱工学などに関わる実験業務・研究の経験があること。

▼求める人物像
・データ同化技術に興味あるいは経験を持っている方
・円滑なコミュニケーションができる方
・自ら学びながらスキルアップができる方

▼使用アプリケーション・資格
・プログラミング言語：MATLAB、Python
・解析ソフト：Ansys mechanical、 Abaqus、Ansys CFX
※使用経験は必須ではありません

▼学歴
大学院卒以上(専攻は問わないが、機械工学系など)

▼語学 ※TOEICスコアに限定せず、同等の語学力があれば歓迎します。
TOEIC500点以上を歓迎
業務での英語使用…メール【まれにある】／資料・文書読解【頻繁にある】／電話会議・商談【殆どない】／駐在【全くない】