イントロダクション
スカイライトコンサルティングは、外資系ファーム出身者が立ち上げた少数精鋭コンサルティングファームです。
マネジメントレベルの戦略策定や組織改革から、現場レベルの業務プロセス改善やシステム導入まで様々な経営課題の解決に向けて、企画から実現までを一気通貫で支援するプロフェッショナルとして厚い信頼を獲得しています。
顧客はグローバル企業からベンチャー企業まで多岐に渡り、中立で徹底した顧客志向のサービスにより、リピート率8割という高い顧客満足度を得ています。 特に新規事業の立上げ支援やプロジェクト推進力は高く評価されています。
また、インキュベーション型シード投資事業を通じた若手起業家の発掘・支援、「ネクスト・マーケット」等のウォートン経営戦略シリーズの翻訳出版、ムスリム向け情報発信サイトの開設・運営や東京ヴェルディとの業務提携など、コンサルティングの枠を超えた幅広い事業を展開し、「社会をより良くしていくこと」に目を向け続けています。
今回、コンサルタントにキャリアチェンジし、プロフェッショナルとして活躍したいと考えている方に向けて、「コンサルティング1日体験プログラム」を開催します。 一日で調査・分析~戦略立案~実行計画策定までの一連のコンサルティング業務を体験する実践的な内容です。
戦略だけでは終わらない、真に価値のあるコンサルティングとは? 当日は、コンサルティングワークを皆様に行っていただき、コンサルタントの仕事や思考法について理解を深めていただきます。また、現役コンサルタントによるワークのレビューを通じて、現場で利用している実践的な手法などもレクチャーいたします。
当プログラムは、選考会を兼ねております。ブログラムを通じてコンサルタント適性が認められた方は、役員面接に進んでいただきます。
スペシャルインタビュー
1.絵に描いた餅にせず、着実に一歩ずつ課題を解決する
梅田氏:
私は1992年に大学を卒業し、アンダーセン・コンサルティング(現:アクセンチュア)に入社し、8年間コンサルティング業務を行いました。主に、BPRや基幹システム導入等のプロジェクトに携わっていました。マネジャーに昇格した後、アクセンチュアで縁のあったメンバーと共にスカイライトコンサルティング株式会社を設立しました。
共にスカイライトコンサルティングを設立したメンバーは全員で6名ですが、得意とする領域は幅広く、テクノロジーを主とするメンバーもいれば、BPR等の業務系を主とするメンバーもおり、また、専門とする業界も、保険会社などの金融系や、通信会社、製造業、官公庁など多岐に亘っていました。
スカイライトコンサルティングは、例えばこんなソリューションを提供するとか、この業界に特化するといった考えではなく、真にお客様のためになることをするコンサルティングファームを目指すということが立ち上げの趣旨になっています。「顧客の成功を創造し、顧客と成功体験を共有する」という経営理念は創業以来、変わっていません。
また、弊社は『ともに、未来へ。一歩ずつ、着実に。』というビジョンを持っています。
この言葉が、我々がどのようなスタンスでコンサルティングサービスをご提供するのか、を最も象徴していると思います。お客様が抱える複雑に絡み合った課題に対しては、着実に一歩ずつというスタンスが、結局は解決に最も近い道である、と思います。
2.顧客リピート率8割の秘訣は、お客様とともに実行する姿勢
Q:今までに手掛けられたプロジェクトはどんなものがあるのでしょうか?
梅田氏:
私が関わるプロジェクトは、BPRや基幹系の業務改革が主なものになります。
中堅企業のお客様の場合、全社規模のプロジェクトになりますので、最初に経営層から部長クラスの方にお話しを伺いながら、会社としての方向性や各部門における課題等を詳らかにしていきます。その後、会社として重点的に取り組む領域や課題を明確にし、そこを軸に新業務の設計等を行います。場合によっては、業務をサポートするシステムの構築であったり、ERPの導入であったりと、システム導入をサポートしていきます。
この流れの中で、多くのお客様とお話しをさせて頂きますし、システムの導入までサポートする場合、長い期間、一緒に仕事をさせて頂くことになります。 プロジェクト全体を通じて、お客様の方向性や課題、業務について、お客様と同じぐらいまで詳しくなっていきますので、お客様の「○○がさぁ・・・」という話にも、背景まで理解しながら会話ができるようになっていきます。
何年もお付き合いのあるお客様は多いのですが、その理由を考えると、我々がお客様とともに『当事者意識』を持ってプロジェクトを遂行しているからではないかと思います。
コンサルタントとして第三者的視点を持つことは大事ですが、解決するために何が必要なのかについて、お客様の背景までしっかりと理解し、ともに向き合う姿勢を見てくださっていると思います。
それは数値などでは表せない、目に見えないものですが、それがあったからこそ、途中で失敗があった後も私達を信頼して下さり、一緒に仕事をして下さっているお客様もおられます。結果として8割以上のお客様にリピートして頂けているのだと思います。
3.お客様と共に調整を行う、お客様の代わりに出向いて説明する
梅田氏:
また他には、とある企業様で日本にヘッドクォーターがあり、世界の各地に支社があるお客様で、製造プロセスなど様々な業務変革を行ったプロジェクトがありました。
製造プロセスを変えていく場合に、ヘッドクォーターでいったん決めたことを、国を跨いで各支社に調整をかけ、ヘッドクォーターにフィードバックをしていくのですが、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)と呼ばれるようなところに我々が中核で入ると同時に、お客様と我々のメンバーで各支社を回り、調整業務を行いました。
このようなプロジェクトに限らず、新規事業開発や基幹システムの見直しなどにおいても、お客様に代わって私達が関係各所に出向き、説明をすることもあります。
4.お客様よりも、お客様の会社のことを良く知っている、それくらい『入りこむ』
Q:そういった点がスカイライトコンサルティングと他のコンサルティングファームとの違いなんでしょうか?
梅田氏:
そうですね。年に2回、お客様満足度調査を行っています。その際の評価では、「一緒に並走してくれる」「当初想定の『解決』ではなく、真の課題の『発見』に行き着いた」「弊社のことを熟知していて、グループ全体について提案してくれる」などの言葉を頂くことが多いです。
具体的にはお客様よりもお客様の社内のことを良くわかっている、そういう状態になることがあります。
例えば、とある部門でプロジェクトを行っている場合、その部門の方は自分達の業務のことは良く分かっていますが、他の部門のことはあまり知らなかったりします。一方で、我々は仕事の中で複数部門の方と協力したり、部門間の調整や部門間の連携を行ったりすることが多いです。このため、対象である部門だけでなく、関係のある部門の業務にも理解を深めるようになるため、一つの課題が、自部門だけでなく、他部門にもどのように影響するかというところまでが推察できるようになります。
ただコンサルタントとしての視点を忘れてしまうと問題の本筋を見失ったりしますので、鳥の目と虫の目とよく言われますが、俯瞰的に物事を見る鳥の目と、1つ1つの事象をじっくりと見る虫の目の両方の視点を持つことは忘れません。
5.少数精鋭だからこそ鍛えられる、お客様と対峙する力
梅田氏:
また弊社は、プロジェクトの参加人数が少ないことも特徴です。普通のプロジェクトでは5名もいれば多い方です。
ですから、メンバー一人ひとりは経験年数にかかわらずお客様と対峙することになります。
一番若くても、お客様から直接話を聞き、課題の解決をしなければならない、そんな状況に身を置くことがコンサルタントとしての成長を促すと考えています。
例えば100名規模のプロジェクトでは入社後1年経ってもお客様と直接話したことがないメンバーも出てくるかもしれませんが、我々は入社して1年未満であってもどんどんお客様の前に出るような仕事をしてもらいます。
そこで挑戦してみて、失敗するのも良い経験です。
もちろん、担当する範囲はコントロールされていますし、マネジャーが責任をとります。まぁその分マネジャーは大変なんですけども(笑)
また、弊社は一人の担当に一領域しか担当させないと言うことをしていません。このため、色々な知識を有している社員が多く、お客様からはその点でも弊社には色々なことが相談しやすいという評価を頂きます。
6.会社は社員がやりたいことをやっていくための『プラットフォーム』
Q:スカイライトコンサルティングの成長戦略や目指す方向性を教えてください。
梅田氏:
我々が目指す方向性を考えるときには、まず、お客様や世の中の状況を考える必要があるでしょう。やはり、一つのキーワードとしては、「海外」でしょうか。
我々が肌で感じているのは、今までは大手のお客様、例えば製造業などが海外に進出していましたが、昨今はサービス業や中堅企業の方々が海外進出を検討しています。
弊社としても海外での支援プロジェクトの比率は上がっています。
また、「海外」という言葉をキーに、コンサルティング業務だけではなく、新しい事業を拡げていくことも実施しています。その一例としてイスラム教徒の方々への情報提供サービスを手掛けています。
世界の全人口の25%程度がイスラム教徒の方々ですので、マーケットとしてかなり大きい。来日されるイスラム教徒の方向けに、食事や礼拝の場所等の情報を発信するようなサービスを提供しています。
「海外」というキーワードで、コンサルティング本業の強化もありますし、新しい事業への取り組みも実施しています。
話は変わりますが、新規事業の立ち上げも、社員が主導しています。
社員は経営会議に企画を持ち込むことができ、そこで承認されると新規事業を始めることができるんです。
我々はスカイライトを『プラットフォーム』だと考えています。社員一人ひとりが目指す方向を見据え、コンサルティングを追究することもあれば、新規事業を推進していくこともあります。そのための土台である『プラットフォーム』を社員に提供する、それが会社の役割であり、社員にはそのプラットフォームを使って、何かやりたいことがあったら、提案し、どんどん挑戦してほしいと考えています。
7.コンサルタントの基礎力は、『聞く』ことと『話す』こと
Q:スカイライトコンサルティングで活躍できるのはどのような人材なのでしょうか?
梅田氏:
ポジションによって求められるスキルや資質が異なりますが、若手の方に求められる資質として重要なものは2つあります。
まず一つは人の言うことをきちんと背景まで理解をしたうえで聞くことができるか、ということ。もう一つは、自分の考えていることを論理立てて誤解のないようにしっかり伝えられるか、ということです。
『聞く』ためには思いこみを持ってはいけません。先入観無しに相手の言うことをしっかり理解することが大切です。
『話す』ためには、自分の思考の軸をしっかりと持ってお客様と接する必要があります。
聞いたことに自分の分析や考えを加えた上で、伝えられるかどうか、またそれを意識できるかどうかが重要です。
そういう方は入社時点で尖った専門性がなくても、スカイライトコンサルティングで活躍できると思います。
一方で、先入観が強かったり、専門分野や方法論に固執して思考が停止してしまうような方は難しいでしょう。
8.長年続いている業務フローには、何かしら意味がある。それを理解できるまで『聞く』
Q:一言で言うとコミュニケーション能力ですが、実行するのは難しいものですよね?
梅田氏:
そうですね。 例えばBPRの分野では、コンサルタントが一目見た瞬間に疑問に思うような業務フローが存在するケースがあります。杓子定規な対応では、ここはおかしいから直しましょう、となるわけですが、長年続いている業務には必ず何かしら意味があります。
なぜその業務が存在するのか、それを考えずに改善案を出すと、まるで分かっていないという評価をされてしまいます。ですから、その業務が存在する理由を理解するまで、現場からトップまで遡って色々な人にヒアリングを行う必要があります。コンサルタントとして『聞く』というのは、そういうことですね。
価値のある提案を行うには、現状を本当にしっかりと理解して、何が課題なのかをつかむ必要があります。そのためには、「これは意味がない」と決め付けずに、なぜ現状がそうなっているのかをしっかりと理解するまで聞くことが大切です。
9.中途採用者が必ず驚く、育成体制の充実度。
Q:スカイライトコンサルティングの人材育成や評価体制について教えてください。
梅田氏:
中途向けには、入社時に1ヵ月~最大3ヵ月の研修を用意しています。現場で活躍するマネジャーが講師となって直接指導し、演習やディスカッションを取り入れた実践型の研修により、コンサルタントとしての考え方やスキルを身につけていきます。その後プロジェクトに入って、現場で考え方やスキルをさらに磨いていただきます。
最初のプロジェクトはマネジャーやシニアアソシエート等のメンバーのサポート体制があり、かつ新入社員のバックグラウンドに近いものを選ぶ等、コンサルタントとしての働き方をきちんと理解してもらえるよう、環境に配慮するようにしています。
新入社員向けの研修以外には、コンサルタントとして必要なテーマごとにトレーニングプログラムを用意しています。現役のコンサルタントが講師を務める研修は、実際に業務に役立つ生きたスキルを得られると好評ですし、さらに一流の外部講師による講義、ビジネススクール受講、外部セミナー参加など様々な機会があり、個人の志向に応じて選択することもできます。
また評価については、コンピテンシーとコントリビューションの2軸で半年に毎に、評価を行っています。
コンピテンシーは何ができるかを評価するもので、昇進の判断基準となっています。評価は相対評価ではなく、絶対評価となっており、20個程度あるコンピテンシーの一つ一つに点数をつけて、評価とフィードバックを行います。
コントリビューションは賞与の判断基準となっており、文字通り、貢献度を評価します。お客様に価値を提供できたか、信頼を得ているか、社内の活動に貢献できたか等の評価を行います。
点数だけでは測れない側面を見るための評価会議もあります。プロジェクトの上司の評価だけではなく、シニアマネジャー以上のメンバーが評価会議に出席し、様々な視点で評価の結果を見ることで、過去との比較や評価の公平性が保たれると考えています。
10.『自主性』を何より重んじる社風。だからこそ、アサインも立候補制。
Q:プロジェクトのアサイン方法はどのようになっていますか?
梅田氏:
アサインは基本的には立候補制です。
会社側のプロジェクトの提供状況は色々と変わってきますが。
景気が悪い時は人があまっていて、プロジェクトが少ないので、立候補したのに選ばれないことがあります。逆に景気が良いと、一人に対していくつものプロジェクトのオファーが来るので、人が集まらないプロジェクトが出てきます。競争原理が働くので結構シビアです(笑)
ですから自分がどんなスキルや能力を持ち、どんな実績があるのかというレピュテーションをしっかり作っておく必要があります。地道にやっていると誰かが見てくれる、という感じではないですね。
自分のやりたいプロジェクトに入ることができますが、若いとあれこれ経験したくなりますので、すごく尖った専門性が身に着くのが遅いかもしれません。
しかし、色々なプロジェクトで経験を積む中で自分の適性を判断し、そこから専門性を身につけていく方が重要だと考えておりますので、自主性を重んじる立候補制のアサインにしています。
スカイライトは社員が目指す方向を目指せ、ビジネスパーソンとして成長するためのプラットフォームですから。
また社員のやりたいことを会社が後押ししておりますので、例えば会社を休職して青年海外協力隊に入ったりとか、別の組織で働きたいから一時的に出向するとか、そういう社員もおります。会社を辞めた社員に対しても、スカイライトコンサルティングに戻る目的が明確であれば、戻ってくることを歓迎します。
11.転職は人生の数少ない転機の1つ。だからこそ、良く考えて決めてほしい。
Q:転職を希望する方へメッセージをお願いします。
梅田氏:
職業を選択する機会は人生の中で少ないので、転職をしようと思い立ったなら、慌てずに色々なところを見て、その中で選んで頂きたいなと思います。
盲目的に転職するのは止めた方が良い。
例えば事業会社からコンサルティングファームに転職する場合などは、本当にコンサルが良いのか、コンサルタントになって何がしたいのか、から良く考えてほしいですね。
転職を考えるきっかけはコンサルタントへの憧れなど様々でしょうが、焦って決断をする前に、色々な観点から検討してみると良いと思います。
色々なところに訪問して、話を聞いて、良く考えてほしい。
スカイライトコンサルティングでは選考プロセスの中で、候補者の方のご希望に応じて、若いメンバーとざっくばらんに話をするような機会をアテンドすることもあります。候補者の方に色々な情報をご提供して、より良い決断ができるような環境を整えています。
色々情報を収集して、自分の頭で考えて、転職活動をして、それで我々スカイライトコンサルティングが良いなと思う方に、ぜひ来ていただきたいですね。