本記事では、再生可能エネルギー×ノンバンクというテーマで、詳しく解説します。政府の掲げるカーボンニュートラルの実現や循環型社会の形成に向けた内容をまとめておりますので、ぜひご一読ください。
リース・ノンバンクとは
リース・ノンバンクでは、リースやファイナンスに加え、事業投資、ファンドビジネス、デジタルアセットを活用したビジネスなど幅広く業務を行っています。
リース・ノンバンクの主な特徴は、預金業務がないことであり、これが一般的な銀行との大きな違いです。預金業務がないことで、バーゼル規制による影響を受けません。バーゼル規制は、預金者保護の観点から、銀行や金融機関がリスクのある事業投資を抑制することを求めており、そのため銀行が海外案件に参入しにくい側面があります。
一方、リース会社は比較的リスクを取った投資ができる特徴があります。そのため、再生可能エネルギー分野に関しても、リース会社は海外案件に積極的に参入している背景があります。
どのような海外ビジネスに参入しているか
特にヨーロッパに現地法人を設立して、現地のエネルギー関係の企業に対して投資や買収、M&Aを行っています。また、新規の再生可能エネルギーのビジネスに参画をしていくケースも散見されます。
上記のように、リース会社の中でも海外案件に携わりたいという方は、高い語学能力が必要になります。
採用ニーズについて
再生可能エネルギー分野に関しては以下のような採用ニーズがあります。
- プロジェクトファイナンス、ストラクチャードファイナンス等のファイナンス人材
- 事業会社の M & A 、投資といった事業投資の人材
- M & A の投融資の人材
また、再生可能エネルギー分野と別であれば、膨大な資産をリース資産として管理しているため、テクノロジーや IT 人材のニーズも高まっています。
このように金融関係、不動産関係、 IT 人材と幅広い業界でニーズがあります。また、未経験でも転職は可能で、例えば、エネルギー業界で法人営業に従事されていた方が、リース会社の法人営業に内定となったケースもあります。
具体的な業務内容
再生可能エネルギーの分野に関しては、海外の事業にエクイティ投資をするケースやプロジェクトファイナンスの組成、海外の金融機関が組成したシンジケーションの中に一金融機関として参加するケースもあります。
リース会社は、プロジェクトファイナンスで得た知見を活かし、太陽光発電や再生可能エネルギーのリースに参画しています。また、自らが発電事業者となり、低金利環境や国内のリース市場の縮小から脱却し、新たな収益源、脱炭素商材として再生可能エネルギーに注力をしています。
リース・ノンバンクでキャリアを築く魅力
リース・ノンバンクでキャリアを築く魅力として、以下の4点が挙げられます。
- 様々なファイナンスを駆使してリスクを取ったチャレンジングなビジネスができる
- デジタルアセットを活用したビジネス展開にも参加できる
- 金融規制の側面から、銀行に比べて海外の事業に関われるチャンスが多い
- 社内公募で様々な経験を積むことができる
リース・ノンバンク業界では、カーボンニュートラルや再生可能エネルギーの分野に関わることと、大規模な資金を扱うビジネスの規模感、この二つを同時に実現することが可能です。このようにリース・ノンバンク業界は業務として多くの魅力があります。
選考プロセスとポイント
基本的には書類選考後、複数回の部門面接と人事面接があることが多いです。
リース会社は規模の大きなビジネスにチャレンジできるため、主体的にチャレンジ精神がある方が非常に評価されやすいです。今までどのような経験をしてきて、どう考えてきたかを自分の言葉で素直に伝えられることが大切です。
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リース・ノンバンク業界の具体的な業務内容/採用ニーズ/魅力を公開します