株式会社SHIFTは、4月8日、第2四半期決算の内容を発表しました。
▼参考:株式会社SHIFT 2021年8月期第2四半期決算説明会資料(参照 2021-05-17)
株式会社SHIFT 2021年8月期第2四半期決算の概要
SHIFT社FY2021 2Q 連結業績は、売上高20,287百万円・売上総利益 5,910百万円・営業利益1,488百万円と、好調な業績を維持しています。今後の成長へ向けた必要な投資は実施しつつも、営業利益は上期目標を上回り着地しました。
業績良好の要因は下記です。
・営業強化による新規顧客の獲得増加、案件規模の拡大がトップラインの成長をけん引
・サービス需要の拡大が進み、稼働率が通常レベルへ回復
SHIFT 2021年の方針
2021年SHIFT社の方針は、「SHIFT1000」売上1000億の達成へ向け、さらなる事業拡大につながる営業力強化と、グループ企業としてのサービス力強化、損益計算書には表れない企業基盤の盤石化を推進することです。
さらに3つに分けると、人材戦略、顧客戦略、グループ戦略に分かれます。
人材戦略
アジャイルに特化したアジャイルの人材も採用しており、単価を伸ばしてきています。もともと80名程度であったアジャイル人材は400名弱となり、年間50億円の売上規模となりました。
SHIFT社全体の平均単価は80万円程度ですが、アジャイルの専門技術を持ったエンジニアの平均単価は114万円と、単価の向上に非常に貢献しており今後も採用を強化する見込みです。
・アジャイルのサービス強化へ向けた多様な専門領域の人材を増強
・徹底的な仕組化による人材マネジメント強化
顧客戦略
営業活動の強化が順調戦略的活動によりONE-SHIFT案件(上流から下流まで全てをSHIFTで受注)の拡大が順調に推移しました。
お客様と対面するべき接触面積を増やして、その一つ一つの案件を大切にして受注率を高め、SHIFT社の競争力やサービスを提供することで、利益率が高まり、その営業基盤がより強固になっていくという仕組みができつつあるとのことです。
・顧客数の増加と、エンジニア単価の向上が安定的に継続
・アジャイル、インフラ等での高度専門人材が高単価で受注可能な体制に
グループ戦略
中長期戦略の中で、さらにプラットフォームビジネスを強化していこうと、A-STAR 株式会社がグループにジョインしました。この会社は、フリーランスのマッチングをしている会社です。またセキュリティ領域の強化を実施するため、マスラボを新設しました。
・継続的なPMIによるSHIFTグループ経営強化における成果を可視化
・参画3年以上のグループ会社における売上成長率は平均120%とコロナ禍でも安定的
売上総利益と営業利益のコロナの影響・回復について
売上総利益
コロナ影響で低下していた稼働率の改善、エンジニア単価の継続的な向上などにより大幅回復しました。営業活動の強化に伴うニーズ拡大を追い風に、下期以降の更なる向上を推進します。
営業利益
販管費の見直し効果、売総率の改善により、必要な投資を実施しながらも対上期目標より過達着地しました。引き続き、戦略投資は積極的に実施しながら、運営費の効率化を推進します。
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