日揮ホールディングス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長CEO:佐藤 雅之)が2021年5月12日、2021年3月期の決算短信、および2020年5月に発表した業績予想との差異に関し公開いたしました。
▼参考:日揮ホールディングス株式会社,2020年度 決算概要 説明要旨付(参照 2021-05-14)
日揮ホールディングス株式会社 業績サマリー
売上高は4,800億円という予想値に対し実績は4,340億円と下回ったものの、営業利益に関しては、各案件における採算改善により200億円という予想値を229億円と上回っています。
COVID-19の影響を受け、海外オイル&ガス(石油精製、石油化学、ガス処理、LNG等)と海外インフラ分野(発電、非鉄、医薬、医療等)、および機能材製造分野では業績が低迷したものの、ファインセラミックス分野では半導体需要の高騰を受けて顧客需要が回復しています。
日揮ホールディングス株式会社 今後の見通し
今後の見通しとして、低調な海外オイル&ガス事業を補う事業領域への投資を強化する方針です。具体的な注力領域としては、化学、再生可能エネルギー、ヘルスケア、ファインセラミックスなどの所謂インフラ領域となります。
また、同日に公開されている長期経営ビジョン「2040年ビジョン」では、日揮の事業領域を以下の5つに分類しています。
・エネルギートランジション
・ヘルスケア・ライフサイエンス
・高機能材
・資源循環
・産業・都市インフラ
この中で最初の5年間(2021-2025年)ではコア事業であるエネルギートランジション、次の5年間(2026-2030年)では成長事業である高機能材とヘルスケア・ライフサイエンス、後半の10年間(2031-2040年)では将来事業として認識する資源循環と産業・都市インフラ事業が収益の柱となるシナリオを描いています。
これに伴い、EPCビジネスの中でも上流・下流への拡充/デジタル技術を活用した新事業確立、EPC以外の事業ではライセンス/コンサルテーション/保全/デジタルO&M/プラットフォームビジネス/事業参画など新規展開も見据えています。
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