キャリア入社の管理職多数! IT・デジタル人材が選ぶ三菱UFJ銀行の新組織 デジタル戦略統括部の全貌

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ゲストのご経歴・現在従事されている業務のご紹介

コトラ 吉田:
ではまず、お二人のご経歴と併せて、現在従事されている業務についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

島野様:
新卒でSlerに入社してから10年以上エンジニア、コンサルタントをしていました。
最初はインフラエンジニアとしてサーバーやストレージの設計を手掛け、特にサーバーとストレージ装置を特殊な光ファイバーで接続する「ファイバーチャネル」の設計にも携わりました。
2、3年のインフラエンジニア経験を経て、Javaのアプリケーションフレームワークの設計や導入支援等も手掛けるシステムアーキテクトとして活動していた時期もあります。
その後社内公募を通じてコンサルティング部門に異動し、UXデザインのコンサルティングを行っています。
例えば、住宅メーカーからの新サービス構築の依頼を受けた際には、住宅展示場を実際に訪れ、顧客の一人としてサービスを体験し、その体験をジャーニーマップに落とし込んで新しいサービスを考案した経験もあります。

転職直前には、AIのコードを書きながらAIソリューションの提案を行うコンサルタントとして勤務しましたが、実務を通じてAIは学習データが不可欠であることを痛感し、データを持たないSIerではなく、データを持つ事業会社への転職を決意しました。
特に、デジタル化のニーズが高く、急速なデジタル化が求められている銀行業界に興味を持ち、AIデータ分析を担うキャリア採用枠があったため、2018年8月に三菱UFJ銀行に入行しました。

三菱UFJ銀行では、入行後すぐに自然言語処理を用いたチャットボットシステムや画像処理AIの担当となりました。最近では、生成AIに関する取り組みを推進するほか、今後の全社的なAI戦略の策定に取り組んでいます。

徳永様
私は、新卒でモバイルコンテンツプロバイダーへ入社し、ガラケー時代にゲームアプリや携帯キャリア公式サイトなどの企画開発に従事していました。
当時は黎明期ということもあり、自らIPコンテンツを見つけて契約、携帯キャリアの承認を取り、サイトを作りカスタマーサポート対応まで一気通貫で行いました。

その後、大手衣料品会社や大手不動産会社でデジタルマーケティング、複数の新規事業や子会社の立上げに従事しました。
ガラケー時代にデコメや占い、ゲームなど様々なジャンルで集客を試みたことから、異業種でも再現性高くマーケティング施策を実行することができました。
また、複数の新規事業をハンズオンで立上げる機会に恵まれ、市場調査から商品設計、システム開発、オペレーション構築まで必要な事柄は一通り経験しました。

中でも前職で銀行代理業の子会社を立上げ、収益構造や金融商品の強さを実感しました。
一方で、新規商品開発やキャンペーン、オペレーション改善など代理業者としての限界もあり、銀行の中に入らなければ実現できないことが多くあると考えるようになりました。
加えてコロナや生成AIなど社会が変化し、金融業界のデジタルシフトも加速する中、それを外で見て待っているのではなく、中に入り自ら改革することで、お客さまの利便性を向上させ、ひいては日本経済の活性化に貢献したいと思いを持ち、三菱UFJ銀行へ入行しました。

現在は主に行内のDXコンサルティングを担当しています。
一定の再現性や勘所など、異業種での経験を活かすことができていると感じています。

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AI・データ推進グループ/コンサルティンググループについて

グループの特徴・業務内容

コトラ 吉田:
では次に、島野様が所属されている「デジタル戦略統括部 AI・データ推進グループ」の業務内容や特徴について教えていただけますでしょうか。

03 - キャリア入社の管理職多数! IT・デジタル人材が選ぶ三菱UFJ銀行の新組織 デジタル戦略統括部の全貌

島野様:
AI・データ推進グループは、2024年4月に新しくできたデジタル戦略統括部の中にあります。
MUFGの新しい中期経営計画の中でも、「AIとデータの利活用」は重要な柱として位置づけられており、その活用推進を担うグループとして、AI・データ推進グループが新しく設置されました。
コーポレートセンター本部に設置されており、銀行全体のAI戦略の立案、銀行の中のさまざまな部門に対しAI適用・データ分析を推進していく「旗振り」、の役割を果たしています。

また、AI・データ分析というスコープにおいて、国内外にあるMUFGグループ会社・海外拠点・パートナーバンクなどの案件を取りまとめる「コントロールタワー」の役割も担っています。

コトラ 吉田:
徳永様が所属されている「デジタル戦略統括部 コンサルティンググループ」はいかがでしょうか。

徳永様:
コンサルティンググループも新設された組織です。
一言でいうと行内コンサルですが、受け身ではなく、各部門の困りごとや課題の発掘から始めます。課題特定したのち、ソリューション提供まで一気通貫で伴走し各部門のデジタル化を推進します。

内部に二つのチームがあり、一つは各部門の窓口となり、いわば行内の営業活動を行うコンサルティングチーム。課題に対し解決策や社内効率化など提案しプロジェクトを立上げます。
もう一つは、立ち上げたプロジェクトを推進するソリューションチーム。DX施策などの要件定義から開発工程におけるプロジェクト管理、各種BPRソリューションのPoCも行います。

とくにコンサルティングチームでは、各部門に入り込み、時には担当者の隣で実際に業務を見ながらフローの可視化をしたり、改善点を洗い出すなど部門に寄り添い課題解決に努めます。どちらのチームも非常に能動的な組織です。

プロジェクト事例や今後の方向性

コトラ 吉田:
では、実際に取り組まれているプロジェクトの事例についてお聞かせいただけますか?

島野様:
昨年度(2023年)から始めている生成AIを活用したプロジェクトを紹介します。
昨年ChatGPTを始めとしたさまざまな生成AIが流行しましたが、我々も適用に向けて、POCや本格導入展開をしています。
最初にOpenAI社からChatGPTがリリースされたときは情報セキュリティの関係で導入が進まなかったのですが、昨年の3月に当行のセキュリティ基準を満たせるMicrosoft社のAzure上でChatGPTが動かせるようになったことで適用に向けて一気に動きました。
AI・データ推進グループと、システムを担当するシステム企画部の合同体制を組んで、4月にキックオフをし、5月にはもうテスト環境が出来上がっていました。

コトラ 大西:
素晴らしいスピード感ですね。

島野様:
役員の関心が高く、多数の行員からの強いニーズがあったことが理由です。
5月のテスト環境では100人ぐらいのユーザー(国内行員)からスタートしていきました。
銀行はリスク、コンプライアンスや情報セキュリティも十分考慮しながら進めていく必要があるため、非常に難易度も高かったのですが、100人規模から始めて、夏には1,000人〜2,000人規模までユーザー数を増やしていくことができました。
そして、11月には国内全行員が使える規模まで拡大しました。

AIの新しい技術要素を理解しつつ、リスク対策もしっかりして、従業員の教育や予算取り、システム開発もやるという盛りだくさんのプロジェクトでしたが、かつてないほどのスピードでプロジェクトを進めることができました。
現在、利用者は4万人まで拡大しておりますが、専門知識を持った中途採用者が大きな推進力を発揮できたからこそ、スピード感をもって進められたプロジェクトかと思います。

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徳永様:
コンサルティンググループは、2024年4月に新設された組織のため、現時点で事例はありませんが、既に各部門から多くの課題が集まっています。
過度に複雑な業務プロセスや、属人化してしまっている業務など、改善することで業務効率化につながる課題が多くあります。
また、行員とシステムベンダーの間に入り、部門がやりたいことを通訳し最小限の改修に留めるといった、システム開発の要件整理を支援するような案件もあります。

行員の目線や知見では気が付かないところに対して、キャリア採用の方の経験からインプットするといったことはもちろんですが、行内で他部門での課題と解決策を広く横展開する、といった方法でも私たちが価値を発揮できると考えています。
中には他の金融機関でも共通する課題があるため、例えば私たちのソリューションをパッケージ化して外販するなど、部門の収益向上に繋げるところまで支援できると良いなと考えています。

島野様:
コンサルティンググループとAI・データ推進グループは、分担体制を取りながらも、ほぼ一体化していて、お互いを助け合いながらプロジェクトを推進していくグループ構成になっています。

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組織構成(人数・キャリア採用の割合・年齢構成など)

コトラ 吉田:
では次に、組織構成(人数、キャリア採用割合、年齢構成など)についてお聞かせください。

島野様:
デジタル戦略統括部は約150名体制で、その内キャリア採用の割合は約20%で(2024年4月現在)、年齢層は30代が一番多いです。

AI・データ推進グループは、AIメインのチーム15名と、Tableauなど可視化ツールを扱うチームの15名を足して30名の内、キャリア採用が9名となっていて、キャリア採用者比率はデジタル戦略統括部の各グループ内で一番高いと思います。4月から始まった新しい人事制度の資格Ex(エキスパート)の中途採用者は島野含めて2名です。
コンサルティンググループは、現在20名で、徳永を含めて資格Exのキャリア採用者が3名います。
資格Ex採用は従来の銀行とは異なり、専門性に応じた処遇体系となりますので、キャリアの方にも魅力的な制度だと思います。

ご活躍されている方々の特徴

コトラ 吉田:
キャリア採用の方は、どのようなバックグラウンドを持った方が多いでしょうか?

島野様:
幅広いバックグラウンドを持った方がいますが、AI・データ推進グループに関しては、AIの技術的な知見、経験が必須となっております。
過去に、コンサルティング会社出身でAI適用戦略策定の経験はあるがAIの仕組みは全く分かりません、という方がいらっしゃったのですが技術知見と経験面が不足するためお断りしました。

コトラ 大西:
他業界の事業会社ご出身の方もいらっしゃるのですか?

島野様:
はい、メーカー出身のメンバーがいて、現在AIのインテリジェンス活動をやってもらっています。
国内外のいろんなテック企業と連携しながら、今後のトレンドを追いかけてビジネス適用までを考える、というのがメインミッションとなります。R&Dをやっていたメンバーなので、論文などもかなりたくさん読んで、大いに活躍してもらっています。

コトラ 吉田:
コンサルティング業界出身の方より、事業会社にて実行フェーズまで行っていた人のほうがフィット感が高い印象ですが、いかがでしょうか?

島野様:
AIの最上流のところでは、AIの適応戦略を考えていく必要があるので、戦略的なところであればコンサルティング能力が活きていきますし、下流の開発管理のところでは、開発の知見をお持ちの方が必要になります。
上流から下流まで、工程によって必要な経験や知見が異なるため、適材適所なアサインをして進めています。

徳永様:
コンサルティンググループも、キャリア採用を強化しています。
バックグラウンドとしては、私のように事業会社出身者、外資コンサルティングファーム、開発経験者の方がいます。
コンサル経験者で金融経験をお持ちの方は、もちろん立ち上がりが早く即戦力になっていただきやすいのですが、事業会社の方も歓迎です。
部分最適よりはプロセス全体の改善をした、事業を立ち上げた、商品を開発したなど、何かを成し遂げたご経験をお持ちの、胆力のある方とご一緒したいと考えています。

また、行内の各部門に入り込み、実務担当者の目線で業務を理解し、改善の芽を自分たちで取りに行けるような粘り強さを持った方が望ましいです。
金融経験のない方のほうが、フラットに疑問点を質問したり、改善点に気付きやすい領域もあると思います。

コトラ 吉田:
金融業界未経験の方の中には、銀行に対して堅い印象を持っている方も一定数いらっしゃるかと思いますが、そのあたりの雰囲気はいかがでしょうか?

島野様:
キャリア採用者もいますので、フラットに様々な議論ができる雰囲気です。
従来のイメージのような堅い印象の人は、私達のチームにはいませんし、私自身も堅い雰囲気を全部壊そうとしていますし、和やかな雰囲気です。

徳永様:
私も覚悟して入行したのですが、想像以上にフラットな環境でした。
組織が立ち上がったタイミングということもあり、私を含め、メンバーも何をやるか、どこまでやるか、自分自身で決めて仕事ができる環境にあります。
当然リスク管理やステークホルダーが多く、調整は大変な部分もありますが、それは事業会社でもありますからね。

コトラ 大西:
上司になる方がキャリア採用だと風通しが良さそうな印象がありますが、その辺りはいかがでしょうか?

島野様:
そうですね、上司になる方に知見がなければ、理解してもらえない、そもそも適切に評価してもらえないという事態に陥ってしまいます。
私の上司は新卒から三菱UFJ銀行にいる方で、キャリア採用ではなかったのですが、技術系の大学院出身でAIに関する幅広い知見もあり、シリコンバレーで現地のスタートアップと連携した経験も持っていたため、自分の評価も適切にしていただけました。
正直、その方が上司でなければ自分はいま銀行にはいなかったのではないかと思います。
そのため、「上司の理解」は非常に大切だと感じています。

デジタル戦略統括部では、チームメンバーに一番近い管理職である次長職10名のうち4名がキャリア採用となります。
また、新卒で入行以来ずっと銀行で働いているという次長でも、外部企業との連携や新規案件の立ち上げなどに携わった方が多く、全体的にフラットなカルチャーの部だと思います。

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三菱UFJ銀行を選ばれた決め手

コトラ 吉田:
異業種から金融機関へ転職されるにあたり、金融機関の中で三菱UFJ銀行を選ばれた理由をお伺いしてもよろしいでしょうか。

島野様:
私は、他のメガバンクや損保も内定をもらっている中で、三菱UFJ銀行を選んだ理由の一つに、先に述べた上司の技術に対する理解度がありました。
実際に入社してみて、キャリア採用者の同期入社メンバーと話しても、この選択は正解だったと思っています。

徳永様:
私は、金融機関の中でも「国内最大級の顧客基盤を持っているところで挑戦したい」という想いがありました。
金融が社会に与える影響力は大きく、行内のコンサルティングを通じて、その先にいるお客さまに喜んでいただける金融サービスを提供したいと考えています。

また、前職までに立ち上げてきた新規事業も、その業界、会社、お客さまの課題解決が起点にありましたので、行内の課題解決においても私の経験が活かせるのではないかと考えました。
他行に比べて、業務の幅も広く、役員との距離が近いのも魅力でした。

島野様:
実際に、毎週のように役員と接する機会があり常務のことも「さん付け」で呼び、非常に距離は近いです。我々のチームは社長との定例もありトップマネジメントと直接議論できる機会が多くあります。

コトラ 吉田:
入行されて感じたポジティブなギャップはあったのでしょうか?

島野様:
当初、銀行には堅いイメージを持っていましたが、上司が「どんどんやろうよ」というタイプでしたので、実際私達のチームもオープンな雰囲気になっています。
また、入ったばかりの頃、当時の副部長に「銀行を変えてほしい」と言われたので、すごくポジティブな印象を受けました。
三菱UFJ銀行は優秀な人がとても多く、皆さんとても勉強熱心で、地頭もよく、非常にロジカルです。新しい仕事が始まったら、専門性を持ってなくても、すぐにキャッチアップしてきて、どんどん一緒に走っていけるところは三菱UFJ銀行の素晴らしい魅力だと思います。

徳永様:
私も想像以上にフラットで、ボトムアップの雰囲気も感じます。
特に、生成AIをはじめとするデジタル領域は正解がなく、専門家も少ないため、上司が部下に教えてもらうこともあります。

島野様:
働き方に関しても、出社強制はしていないため在宅勤務も可能です。
ただ、顔を見て話す機会は必要だと思うので、チームによりますが、顔合わせのために、皆で出社する機会を設けています。
それ以外は基本自由で、私を含め、在宅勤務をしている方も多いので非常に働きやすい環境です。

コトラ 大西:
島野様、徳永様共に今年から始まった資格Ex(エキスパート)職階の適用となられたのですよね。
Exになられてからの変化は、何かありましたか?

島野様:
大きな変化はありませんが、専門性を期待されている職階なので、アウトプットへの期待水準は上がっています。

徳永様:
私もExとして入行したので変化はありません。とても働きやすい環境ですが、だからこそ自らを律して業務に取り組むことが求められていると考えています。
キャリア採用においても、成長意欲の高い方とご一緒したいと考えています。

今後の展望/目指す方向性について

コトラ 吉田:
組織の今後の展望と、ご自身の目指す方向性などについてお話いただけますか?

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島野様:
まず組織の展望としては、デジタルで銀行を牽引していく組織であるため、より人材の専門性を高めていきたいです。いずれは、キャリア採用でほとんど固めていきたいと思っています。
自身に関しては、キャリア採用として、バックグラウンドをうまく活かしながら、どんどんキャリアアップしていきたいと思っています。最終的には、今後必要となるCTOやCAIO(チーフAIオフィサー)などを目ざしていきたいです。

また、EUに続いて日本でも整備されつつあるAI関連の法規制をしっかりと理解し、信頼される金融機関としての立場から、リスクやガバナンスについても十分に把握した上でAIの導入を推進し、その責任を果たしていきたいと考えています。

徳永様:
コンサルティンググループの機能は立ち上ったばかりのため、行内の各部門と信頼関係を構築し、できる限り早く多くの課題解決に取り組みたいと考えています。
私自身は、行内の課題解決を積み重ねることで、MUFGだからできる、社会に対してインパクトを与える新しい金融サービスをつくりたいと考えています。

コトラ 吉田:
立ち上がったばかりのコンサルティンググループが目指すべき形として、どのようなイメージを描いていらっしゃいますか?

徳永様:
行内のよろず窓口として、小さなことでも何か困ったら一番に連絡する相談相手のような存在になりたいと考えています。
各部門の課題と解決策を蓄積することで、成功体験を他部門へ展開することができるようになります。
また、行内の各領域で、専門業務を極めたプロフェッショナルが多数いますが、そういった知識も集約し、コンサルティンググループに聞けば何でも解決できる、というような一気通貫で伴走支援ができる組織をイメージしています。

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採用ニーズについて

コトラ 吉田:
どのような方(人物特徴、スキルなど)にジョインしてもらいたいとお考えでしょうか。

島野様:
AI・データ推進グループに関しては、スキルセットが一番重要です。
コードを書く経験はもちろんあった方がいいですが、それを活かした上での戦略企画、プロジェクトマネジメントなどのスキル要素を持った方に入っていただきたいです。
また、三菱UFJ銀行、さらに言えばグループとしてのMUFGはとても巨大な組織なので、専門特化で限定的な仕事ができる人よりも、最終的にMUFGを良くしたいという志を持った方に、ぜひジョインしていただきたいと思います。

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徳永様:
コンサルティンググループのキーワードとしては「主体的」「スピード感」「粘り強さ」などが当てはまります。
各部門の課題発掘だけでなく、例えば複数の類似業務をまとめたり、部門間の横展開など、より高い効果が期待できる課題設定を自らに課すことのできる方が望ましいです。
コンサル経験や金融経験、ソリューションの知見がある方はもちろん良いですが、そうでなくても、何かをやり遂げた、高い成果を出した経験のある方が望ましいです。

あるいはハンズオンで自ら手を動かし、一気通貫でプロジェクトを完遂した、事業や商品開発に携わった方が望ましいです。

コトラ 吉田:
マネジメント層、若手などどの層の採用ニーズが高いのでしょうか?

島野様:
幅広く採用したいと考えていますが、マネジメント層には、相当の専門性や、ピープルマネジメントの経験なども必要になるため採用数は少ないです。ボリュームゾーンとしては、現場のリーダー層クラスの方で、社会人経験が10年くらいあり、AIの実装・導入・適用経験がある方になります。

徳永様:
コンサルティンググループも幅広くお会いしたいと考えています。20代後半の方にも面接に進んでいただいています。
例えば技術者、開発者としてキャリアをスタートし、その後PMを志向しコミュニケーション力やマネジメント力の高い方など。
反対に未経験から勉強し、技術を身に着け、例えば社内の業務効率化に取り組み成果を出した、というような方も歓迎です。

入行後のキャリア形成/得られるスキル・経験

コトラ 吉田:
では、三菱UFJ銀行に実際に入行したあとのキャリア形成や得られるスキル、経験について教えていただけますか。

島野様:
AI・データ推進グループに関しては、AIの実装適用の知見が得られると思います。
また、国内外のテック企業と連携して今後の技術調査をしているので、語学経験も得られると思います。もちろん、ただ単に技術調査だけではなく、いかに事業部門に実装適応のアイディアを出せるか、示唆を出せるかというのが最終的なゴールなので、調査だけやりたいという人にはフィットしません。
新しい技術を三菱UFJ銀行の”こういう部門の、こういう業務に、こんなふうに適用できる”というところを、実際に提案・案件化し、自ら推進していける方を求めています。一気通貫で、立ち上げ調査からデリバリーに至るまで、一通りの経験を積んでいただけるかと思います。

徳永様:
コンサルティンググループも同様に、各領域の課題解決を立上げから実行まで一気通貫で経験することができますので、とても力がつくと思います。
キャリアパスとして、各部門でDXをけん引することや、希望すればシステム本部で開発を担うなど、様々な選択肢があります。
MUFGは、国内最大級の顧客基盤を持ち、優秀な人が多く集まっていますので、それらを最大限活用し、社会を変える大きな成果を出すことができる、ということが大きな魅力だと思います。

コトラ 吉田:
実際に現場に足を運ぶことは多いのでしょうか?

徳永様:
コンサルティンググループのメンバーは、各部門担当としてアサインしていますので、部門や業務によりますが、機会は多くあります。例えばコールセンターや事務センターなどで実際の業務を見ながら議論しています。
「答えは現場にある」というように、執務スペースで席を並べて実際に同じ業務を体験することで分かることもあります。
私自身、支店のロビーやカウンターに立ち、横で業務を体験したり、支店長に同行することで現場の課題やお客さまのご不満などよく理解することができました。

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転職希望者様へのメッセージ

コトラ 吉田:
最後に、転職希望者の方へのメッセージをお願いします。

島野様:
入行してみてやはり巨大なフィールドだということを実感しています。
銀行に加え、グループ会社や海外拠点を含めると、非常に活動の幅が広く、その分、大いに活躍もできます。日本最大の銀行として、大きな顧客基盤を持っているため、大きなフィールドで、ご自身のスキルや経験をいかんなく発揮していただける環境です。
逆に、直接自分から何かをやり遂げる意識を持って入ってきていただかないと、仕事を振られても受身になってしまい、なかなか活躍できません。
そのため、巨大なフィールドで主体性を持って進めていける人、そしてMUFGを良くしたい、「世界が進むチカラになる。」というパーパスに共感していただける方は、ぜひ来ていただきたいと思います。

徳永様:
新設された組織ということもあり、日本最大の銀行でありながら、ベンチャーのような手触り感、スピード感ある経験ができるタイミングです。
現場で手を動かすこともできます。この環境を楽しめる方は、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

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登壇者紹介

ゲスト

ご紹介写 - キャリア入社の管理職多数! IT・デジタル人材が選ぶ三菱UFJ銀行の新組織 デジタル戦略統括部の全貌

株式会社三菱UFJ銀行
デジタル戦略統括部 AI・データ推進グループ
次長

島野 浩平 様

[ 経歴 ]
新卒で大手SIerに入社。
エンジニア、ITアーキテクト、AIコンサルタントとして通信業界、電力業界、物流業界に向けたシステム開発、新事業立ち上げなどを経て現職。
ご紹介写真 - キャリア入社の管理職多数! IT・デジタル人材が選ぶ三菱UFJ銀行の新組織 デジタル戦略統括部の全貌

株式会社三菱UFJ銀行
デジタル戦略統括部 コンサルティンググループ
次長

徳永 達磨 様

[ 経歴 ]
新卒でコンテンツプロバイダーへ入社。
大手衣料品会社のデジタルマーケティング・事業開発、大手不動産会社の事業戦略・銀行代理業子会社立上げなどを経て現職。

インタビュアー

syoshida - キャリア入社の管理職多数! IT・デジタル人材が選ぶ三菱UFJ銀行の新組織 デジタル戦略統括部の全貌

株式会社コトラ
コンサルタント

吉田 宗平

[ 経歴 ]
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、外資系ITコンサルに入社。総合商社向け業務システム刷新プロジェクト等に従事した後、コトラに入社。

[ 担当業界 ]
金融機関、IT業界、コンサルティングファーム等
aonishi - キャリア入社の管理職多数! IT・デジタル人材が選ぶ三菱UFJ銀行の新組織 デジタル戦略統括部の全貌

株式会社コトラ
エグゼクティブコンサルタント

大西 絢弓

[ 経歴 ]
大学卒業後、証券会社での営業職を経て、メーカーへ転職。SCM、人事など幅広い業務の中で、システム導入や業務改善、商品開発などを経験し、現職。

[ 担当業界 ]
金融機関、IT業界、コンサルティングファーム

この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)