ゲストのご経歴
みずほ信託銀行株式会社
不動産営業第五部
営業第一チーム
次長
内山 様
新卒でマンションデベロッパーに入社。約1年後、第二新卒としてみずほ信託銀行株式会社に入社。
以降、不動産営業部に従事。
インタビュアー
株式会社コトラ
エグゼクティブコンサルタント
吉澤
早稲田大学教育学部卒。ベンチャー系不動産会社にて新築マンション営業・広告宣伝・販売戦略立案・マーケティング業務に従事。その後、三井不動産ビルマネジメント株式会社にて都内オフィスビルのリーシング業務・大型オフィスビルのPM業務全般(賃料改定交渉・ビル運営計画策定実施・イベント企画実施・協力会社指導・大型リニューアル工事対応等)に従事。 [ 担当業界 ]
不動産業界、不動産金融
>融資取引の法人営業から不動産本部へ転職、前職から活きた経験についてはこちら
これまでのご経歴
吉澤:
これまでのご経歴についてお話いただけますか。
内山様:
新卒でマンションデベロッパーに入社しました。その後、第二新卒としてみずほ信託に入社しました。元々不動産希望で入ったということもあり、不動産営業部を渡り歩いています。担当するクライアントは変化しましたが、一貫して仲介業務をやっています。
不動産仲介に配属されると、その中で異動される方が多いという印象です。一方で、不動産ファイナンス、信託、流動化など、他のポジションへ異動することもあります。
不動産仲介の面白さ
吉澤:
これまでのご経験で、印象的だった案件についてお話いただけますか。
内山様:
みずほ銀行ともリレーションのあるお客様で、都内の遊休の倉庫を売買した案件があります。有名になっていた物件ではあるのですが、なかなか買い手がつきませんでした。最終的にはデベロッパーさんと医療法人さんが買い手となり、敷地を分割する形で、戸建てと介護施設を建設しました。その医療法人さんは、みずほのリレーションがあった先ではなかったのですが、みずほのリレーションがある先と組み合わせて案件化した、というのが一番印象に残っています。
吉澤:
複合開発を仲介の立場でアレンジすることは、多いのですか。
内山様:
決して多くはないですが、理想形といえば理想形ですね。売買だけでは、なかなか手数料が高くならないので。医療法人の理事長とのコミュニケーションは、私ではなかったら成り立たなかっただろうな、という自負がある案件です。
二分割するといっても、どちらも良い形を取りたい。どちらからも満足いただける形にしなくてはいけない、というところに、仲介の面白さがありました。
吉澤:
みずほ信託銀行様は、業界の中でも話題になる大きいディールをやるというイメージが強いです。
内山様:
大きいディールはみんなの目に止まりやすいのですが、小さい案件でも、担当からしてみればドラマがあって成約に至っているという意味で、思い入れのある案件です。
みずほ信託銀行の魅力
吉澤:
みずほ信託銀行様の魅力についてお話いただけますか。
内山様:
信託の不動産営業部、ということで言うと、マーケットを作る、相場を作ることができるというところです。私たちが間に入ることで、価格を調整して着地させる。大きな仕事から小さな仕事まで、当事者にはなれないのですが、ある意味、主役になることができる、そういう魅力があります。
吉澤:
他の金融機関と、みずほ信託銀行様の違いは、どういうところですか。
内山様:
よく言うと、みずほが一番、バランスが取れているかなと思います。突っ込むところは突っ込む、締めるところは締めるという印象です。
1つの色の強さというより、各部署、各人で色々な人がいて、色々な濃淡があって、それが許容されやすい組織だと思います。
吉澤:
多様性が認められているわけですね。
内山様:
この数年は、かなり本腰を入れて企業風土を変えていこうとしているなと、現場にいるレベルでも感じます。より、色々なことを吸収して色々変えていこうという雰囲気はあります。
軸になる企業の理念があると格好いいなと思うんですが、これから柔軟に変えていこうというのも、1つの理念だと思います。
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今注目されている不動産営業部
吉澤:
不動産営業部の特徴を教えて頂けますでしょうか。
内山様:
信託銀行の中で注目されている、大きな役割を担っている部門です。その自負を、メンバーも持っています。
私が在籍する第五部の特徴は、お客様の業種が多岐にわたり、様々な方とお話ができることです。相手によって自分がどう話さなければいけないかも変わるし、お客様から色々な知識を受け取れるところが特徴的です。
吉澤:
部門では、他にどのようなバックグラウンドの方がご活躍されていますか。
内山様:
不動産業界から来た人のほか、銀行から来た人、証券会社から来た人など、不動産をまったくやったことがない人もいます。
最近、中途入社者への研修が充実してきています。最初の数ヵ月、本部でしっかり研修を受けて、ある程度即戦力として考えられる段階で、部門に来ます。
吉澤:
もともと法人営業の経験のある方を採用しているのですか。
内山様:
法人営業の経験があるか、不動産の知識があるか、どちらかのピースを持っている方を採用しています。一方があれば、もう一方は経験の中で身につけていける環境ですので。
吉澤:
部門の今後の展望、ご自身として実現していきたいことについてお話いただけますか。
内山様:
不動産の部門として、新しいこともやっていこうという試みが出てきています。不動産に派生する、仲介だけではない収益機会を拡大するというのが、会社が考えているメインの軸ではないかなと思いますが、個人的には、不動産ではないこともひっくるめて不動産にリンクさせて、一見、収益には繋がらなさそうなところもやっていけたら面白いな、と思っています。
吉澤:
そういうことを考えて、実現させられる基盤が感じられますか。
内山様:
この数年で、グループ内で何百件というアイディアを募って、実績に向けて動いているという発信がされるようになってきました。組織として、受け入れられやすくなっているという感じです。
こんな人と働きたい
吉澤:
どのような方にジョインしてもらいたいとお考えでしょうか。
内山様:
企業が何かを変えていくときに、一番大切なものは熱量というか、「思い」の部分です。外からみずほを見ていただいて、面白そうだとか、何か変えられるんじゃないかという強い気持ちがある方が入ってきてくれるとうれしいです。
吉澤:
最後に転職希望者へのメッセージをお預かりできますでしょうか。
内山様:
私自身が転職経験者だということもあり、今の部下にも転職をだめだと言ったことはないです。転職してみずほを出て、また戻ってくるのもいいと思いますし、移った先でみずほとビジネスでいい関係になるのもいいと思います。
少しでもみずほが面白そうだと思ってもらえるなら、一歩を踏み出して、経験してみて、違ったらまた動くということができる世の中になってきていると思います。怖がらずに、最初の一歩を踏み出してもらえたらと思います。
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