【デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 MM T＆R（Middle Market Turnaround ＆ Restructuring )チーム】総力戦のコンサルティングで中堅・中小企業を支援

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ご経歴の概要とDTFAへの入社の決め手

コトラ鹿島：
ではまず、Y・S様、M・K様、M・S様、これまでのご経歴についてそれぞれお話をお伺いできますでしょうか？

Y・S様：
私は、新卒で別のコンサルティング会社に入社し、売上規模約10億円〜50億円ぐらいのクライアント様を対象に、事業再生のコンサルティングを経験しました。
その後、約3年前にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社（以下：DTFA）にジョインしました。

M・K様：
私は、元々は政府機関にて企業様の海外進出支援を担当し、比較的コンサルティングに近い業務を行った後、デロイトグループに入社しました。デロイト トーマツ コンサルティングでコンサルティング業務に従事した後、M&A仲介会社での仲介業務や、大手自動車会社での経営企画、事業開発に従事して、再びデロイトグループに戻って来ました。

M・S様：
私は2021年4月に新卒でメガバンクに入社し、中小企業向けと大企業向けの法人営業を担当しました。
その後、2023年10月にDTFAに入社しました。

コトラ鹿島：
皆様それぞれ異なるご経歴をお持ちですが、転職を考えられたきっかけについてお聞かせください。

Y・S様：
前職では、売上規模が約10億円〜50億円程の会社の事業再生プロジェクトを中心に担当してきました。より売上規模の大きなクライアントの事業再生支援に挑戦したいと考え、DTFAへの転職を希望しました。

M・K様：
今までのキャリアでは、一貫して企業の事業拡大に携わってきました。これまでの多様な経験を活かしつつ、企業様の取り組みを支援したい、その中でも特に財務インパクトを重視した支援を行いたいと考え、DTFAを希望しました。

M・S様：
もっと自分に負荷をかけて成長したいという思いがあり、転職を考え始めました。
前職で所属していた部署は非常に労働環境が整っていた一方で、「もう少し負荷が欲しいな」「このままで大丈夫なのかな」という漠然とした不安がありました。

コトラ鹿島：
皆様から、ここなら幅広い挑戦ができるという前向きな印象を受けましたが、DTFAへの入社の決め手についてお聞かせいただけますか。

Y・S様：
事業規模が大きいクライアントの多様なニーズに対応するためには、様々な角度から価値提供をする必要があると考えました。それを実現できる環境がデロイトグループにあると感じたため入社しました。

M・K様：
グループの総合力と業種や規模に囚われない支援体制に魅力を感じ、入社を決めました。
デロイトグループは母体が大きいため、非常に多くのクライアントと接点を持っています。1社を深く支援することはもちろん重要ですが、数多くのクライアントのご支援に関わることで支援の幅が広がり、より適切な支援の選択と提供が可能になると考えています。そのためには、支援をする我々自身が業種や規模に囚われず支援可能であることが重要であると感じました。

M・S様：
私がDTFAを選んだ理由は4つあります。
1点目は、事業と財務の両面から企業に対してアプローチできる点。
2点目は、ミドルマーケットを対象に、手触り感のある案件に携われる点。
3点目は、複数案件に関われる環境である点。
4点目は、再生案件だけではなく、成長局面にある企業への支援もできる点です。
転職後も、事業へ対する知見を深めつつ、金融バックグラウンドを活かして財務にも関わりたいと考えていました。また、事業再生だけでなく成長支援にも携わりたいという思いがあったため、双方にチャレンジすることができるDTFAの環境は私にとって非常に魅力的でした。

入社して実感したDTFAとMM T&Rチームの魅力

コトラ鹿島：
皆様、それぞれのビジョンを持って入社されたとのことですが、実際に入社して良かったと感じる点をお聞かせください。

Y・S様：
大規模な企業に対して様々な支援を行えるという点は、まさに希望通りでした。
良い意味で予想と違ったのは、事業再生だけでなく業績が良い企業にも多角的なサービスを提供しており、成長支援にも携われる点です。「再生」というテーマから「経営」というテーマに変わってきたことで、長期戦略の策定やM&A支援等、自分の支援領域を広げられているので、非常に面白いフィールドになってきたと感じています。

コトラ鹿島：
やりがいも非常に大きいということですね。

M・K様：
私も、会社全体の経営テーマへ対する総合的な支援が求められる「総力戦」のようなコンサルティング業務が非常に面白いと感じています。一般的なコンサルティング業務は、事業再生、コストカット、DXなど、限定的なテーマ・領域での局所的な支援になりがちですが、このチームでは、会社全体を良くするために必要な支援を一貫して行える点が魅力だと思います。
また、経営陣の方々と直接対峙しながら仕事ができる点にも面白味を感じます。

M・S様：
入社時に抱いていた希望が叶えられ、とても良かったです。さらに、入社から3ヶ月ほど経った頃に、案件の中で大きな裁量を任されることがありました。そこで、自分の成長を感じ、恵まれた環境であることを実感しました。私のように、若手のうちから負荷をかけて成長したいと考えている方にとって、絶好の環境だと思います。

コトラ鹿島：
では部門の魅力についてもお聞かせいただけますでしょうか？

H・K様：
一番の魅力は、他チームとのコラボレーションが非常に活発で、部門間の垣根が低いことだと思います。特にDTFAは、セクター軸とサービス軸の2つの軸を持っていますが、どちらも連携がスムーズで協力体制が整っています。
例えば、現在担当している案件では、自動車部品サプライヤーであるクライアントに対し、事業再生の観点からサービスの提供を開始しました。その後、M&Aチーム、ストラテジーチーム、財務DDチーム、税務DDチームなど多くのチームと連携し、海外のクロスボーダー買収の案件にも取り組んでいます。
このように、一つのクライアントに対して多角的かつ包括的なサービスを提供できる点は、他のBIG4と比べても魅力的な部分だと感じています。

コトラ鹿島：
コラボレーションのところが特徴的だということでしたが、他にも、他社との違いや、部門および業務の魅力はございますか？

H・K様：
非常に幅広い業務に携われることが、我々MMT&Rチームの魅力です。
MMは「中堅・中小企業」を対象としたセクターで、業種を問わず支援を行っています。そのため、製造業、小売業、医療、ヘルスケアなど多様な業種に対し、必要に応じてセクターチームの専門知見を活用しながら最適なサービスを提供できる点が非常に大きな魅力だと思います。
また、案件テーマの観点としては、これまでも話に上がっている通り、事業再生局面にあるクライアントだけでなく、成長企業に対するサービスも提供しております。例えば、最近では会社の業績は好調ながらも、投資家からの「資本効率をもっと高めてほしい」というリクエストへの対応を支援する案件なども増えています。
こうした成長企業への支援を通じて得た知見を、業績改善を目指す企業様に提示することによって、業績を改善するために必要な目線や成功の目安を具体的に示すことが可能になります。
業種や環境に関わらず、様々なクライアントに多角的な支援ができる点は、MM T&Rチームならではの大きな魅力だと思います。他の事業再生系のファーム・チームは業績不芳の企業への支援が中心ですが、私たちは成長企業と再生企業の双方にアプローチできる点で、差別化ができていると思います。

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MM T&Rチームの組織体制について

コトラ鹿島：
では、チームの状況（人数、キャリア採用の割合、年齢構成など）についてはいかがでしょうか？

M・K様：
現在（2025年1月時点）、人数は80名を超えたところです。キャリア採用の割合は約8割です。30歳前後の方が多く入社しており、比較的若いチームとなっております。
会計士のメンバーが約15名、女性メンバーも約15名在籍しています。

H・K様：
今年1年間では、キャリア採用で約20名、新卒採用で約15名を迎え入れ、チームとしても、成長真っ只中にある状況です。
また、年齢層も若く、非常にエネルギッシュなチームになっています。

コトラ鹿島：
キャリア採用の方々は、どのようなバックグラウンドをお持ちの方が多いのでしょうか？

H・K様：
コンサルティングファーム出身の方と監査法人出身の公認会計士の方が、ツートップといった印象です。
そのほか、金融機関出身の方や、事業会社で経営企画や財務経理を担当されていた方も多く在籍しています。

コトラ鹿島：
ありがとうございます。
お話を聞いていて、とても良い雰囲気のチームだと感じますが、実際の部門の雰囲気についてもお聞かせください。

H・K様：
例えば、1ヶ月に1回「コーヒーブレイク」という全員参加の事例共有会兼懇親会を開催し、チーム全員が集まる機会を設けています。
また、定期的に全員が集まる部門の全体会議も実施しており、リモートワークを活用しつつも対面でのコミュニケーションの場を積極的に設けています。
約80名規模の大きいチームになりましたが、若いメンバーが多いため、アットホームで和気あいあいとした雰囲気がありながら、業務には妥協せず取り組むエネルギッシュな雰囲気が醸成できていると思います。

MM T&Rチームの働き方について

コトラ鹿島：
では次に、本日は男女2名ずつご参加いただいていますが、貴社の待遇や働き方について、それぞれのご意見を伺えますでしょうか？

Y・S様：
働き方について、私は去年の10月から3月まで半年間育児休業を取得しました。その際、部門の皆さんが担当中の案件やクライアントの引き継ぎ、復職後のサポートを柔軟に調整してくださったおかげで、休む時も戻ってくる時も非常にスムーズでした。
部門の魅力にも繋がりますが、他人を思いやりながら業務の相談にも乗っていただける方が非常に多いチームなので、私のように小さい子どもがいるメンバーなどはチームとして配慮いただきながら、家庭との両立を実現しています。

コトラ鹿島：
本当に働きやすい職場環境ということですね。

H・K様：
完全フレックス制を導入しており、シニアマネージャーやマネージャー層にも小さなお子さんがいるメンバーも多いため、柔軟な働き方が自然と浸透しています。その結果、スタッフ層にも柔軟な働き方が広がっています。

M・K様：
複数の案件を担当するスタイルなので、人間関係が硬直化していないことが特徴だと思います。
色々なメンバーとその都度チームを組みながら案件を担当するため、お互いの信頼関係のもとで、自分たちの働き方を調整することができるようなチームになっています。

M・S様：
フルフレックスで柔軟な働き方ができるのは、非常に魅力的なところです。

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今後の展望について

コトラ鹿島：
では次に、チームの今後の展望や、ご自身で実現していきたいことについてお聞かせください。

H・K様：
チームについては今後、中途採用の方を中心に、さらに規模を拡大していきたいと考えています。
現在約80名のチームを、数年以内に150名、さらには300名規模に増員することを目標としています。
メンバーが増え、さらにレベルアップすることで、より一層日本の中堅・中小企業に貢献できると考えておりますので、中途採用を中心に我々にジョインしていただけるメンバーを増やしていきたいというのが一番大きな目標です。

コトラ鹿島：
一番強いチームを作りたいということですね。

Y・S様：
このチームでは様々なサービスセクションとの協業が可能であるため、我々が提供しているサービスを切り口に、デロイトのネットワークを活かして、他チームとも連携しながら、クライアントに対して本質的な価値を提供していきたいと思っています。
個人としては、社内のネットワークを構築しながら、自身の仕事の幅も広げていきたいです。また、アンテナを常に張って、クライアントが真に困っている部分にアプローチしていきたいと思っています。

M・K様：
私は中途採用や、若手の育成にも関わっているので、ここで働く楽しみや、スキルアップが実感できるような環境づくりに力を入れていきたいです。
若手が成長していく姿を見ることは自分自身の成長にもつながるため、大きなやりがいを感じています。

M・S様：
個人的な展望になりますが、入社当初から新しいサービスの開発に携わっているため、ミドルマーケットに合った形でさらにブラッシュアップして、より良いサービスを確立していきたいと思っています。
クライアントのニーズに応じて、他セクションとの協業や新規サービスの開発など、クライアントに寄り添っていい意味でなんでもやるチームなので、チャレンジの連続で、非常にわくわくする楽しい環境だと感じています。

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求める人物像と入社後のキャッチアップについて

コトラ鹿島：
では次に、どのような方にジョインしていただきたいでしょうか？

H・K様：
我々のチームの今期の目標として「当事者意識を持ってクライアントに接する」、「クライアントの成果にこだわる」、「何事についても常にスピードを意識する」、「サービス提供において最高の品質を追求する」、「クライアントとの関係において絶対的な信頼構築と共栄を目指す」の5つを掲げています。
こういった意識を持ち、何よりも「クライアントの成長を成し遂げたい」という志を持った方に入社していただきたいと思っています。
我々の仕事は知的体力面でも精神面でも厳しくなる場面がありますが、そうした場面を乗り越えるためには、明確な志や目標が欠かせません。そのため、自分の志や目標を持っている方に、ぜひジョインしていただきたいと思っています。

コトラ鹿島：
きちんと信念を持った人ということですね。
では、実際に入社した後のキャッチアップについてお聞かせいただけますでしょうか。

H・K様：
会社全体の研修もありますし、例えば事業再生やDX、財務モデルなど、各種スキルセットに関する研修はチーム独自でも行っております。
また、先ほどお話したように、クライアントに価値を提供するためには強いマインドが不可欠です。そのため、コンサルタントとしてのマインドを培うマインドセット研修も行っています。
これらの研修に加え、OJTを通じてキャッチアップしていただける環境を整えています。

コトラ鹿島：
しっかりとした研修体制と成長の機会が整った環境だということですね。
入社後にはどのようなスキルを身につけることができるのでしょうか？

H・K様：
コンサルティングファームやFASでは、財務・会計領域、ビジネス領域のどちらかに知識や経験が偏りがちですが、我々のチームではそれらをバランスよく習得できる点が大きな特徴です。
経営全般で必要な知識を満遍なく学ぶことができるので、我々のチームを卒業して、経営者として活躍されている方もいらっしゃいます。

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転職希望者様へのメッセージ

コトラ鹿島：
では最後に、転職希望者の方に向けて、皆様からメッセージをお願いいたします。

Y・S様：
MM T&Rチームは「経営」をキーワードに、クライアントの付加価値を最大化するために柔軟に動く“何でも屋”のような存在です。必要に応じて他チームや専門家から知識やパワーを取り入れながら、クライアントに向き合っていきたいという方に、ぜひジョインしていただきたいと思います。
私達のチームの最大の目標は、「中堅・中小企業を勝てる企業にしていく」「日本経済を発展させていく」です。この志に共感し、共に取り組んでいただける方にぜひジョインしていただきたいです。

M・K様：
「中堅・中小企業が好きな方」にぜひ来ていただきたいと思います。
大企業とは異なり、中堅・中小企業には多くの経営課題があり、その経営課題が複雑であったり、戦略を作っても実行までをやりきる体制を持てていない場合が多くあります。
また、オーナー企業、非上場企業、上場企業など、企業形態だけで見ても多様であるため、一辺倒なコンサルティングではなく、その企業にとって本当に必要な解決策を模索したいというモチベーションがある方にとっては、非常に刺激的でやりがいのある環境だと思います。

M・S様：
私自身、前職では人にも恵まれ、非常にホワイトで良い会社だなという思いはあったものの、このままで大丈夫なのかなという漠然とした不安を抱えていたので、若手で「負荷をかけて成長スピードを高めたい」という意向がある方にとっては、絶好の環境だと思います。ぜひご検討いただければと思います。

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登壇者紹介

ゲストのご経歴

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
ミドルマーケット ターンアラウンド＆リストラクチャリングサービス ディレクター

H・K様

[ 経歴 ]
Big4のFASにて事業再生に従事した後、投資ファンドに転職。
その後、2022年9月にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
ミドルマーケット ターンアラウンド＆リストラクチャリングサービス マネージャー

Y・S様

[ 経歴 ]
新卒で経営コンサルティング会社に入社し、事業再生コンサルティングに従事。
その後、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
ミドルマーケット ターンアラウンド＆リストラクチャリングサービス マネージャー

M・K様

[ 経歴 ]
政府機関にて中堅企業の海外進出支援業務、FTAなどの通商政策業務を担当した後、デロイト トーマツ コンサルティングに入社し、コンサルティング業務に従事。その後、M&A仲介会社にて仲介業務、大手自動車会社で経営企画、事業開発、CVCを担当し、現在はデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に在籍。

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
ミドルマーケット ターンアラウンド＆リストラクチャリングサービス コンサルタント

M・S様

[ 経歴 ]
新卒でメガバンクに入社し、中小企業向け及び大企業向けの法人営業を担当。
その後、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。

インタビュアー

株式会社コトラ
コンサルタント

鹿島 博喜

[ 経歴 ]
早稲田大学法学部卒業後、大手銀行に入社。資産運用や事業承継などの提案業務やマネジメントを行った後、審査を担当。その後現職へ。