概要
| 設立 | 1991年4月12日 |
|---|---|
| 従業員数 | 2,197名（2023年3月末現在） |
| 代表者 | 代表取締役社長 片岡 一則 |
オリックス生命保険株式会社は、代理店、金融機関、対面販売、通信販売といったチャネルを通じて、保険商品を販売する会社。同社は1991年の設立以降、時代の変化とともに移り変わる顧客ニーズに合わせて、シンプルかつ分かりやすいサービスの提供を目指してきた。
同社ではオリックスグループの企業理念を基に、独自の「オリックス生命理念」を制定。具体的には「想いを、心に響くカタチに。」を掲げ、「お一人おひとりの想いに共感し、心地よい距離感で寄り添う存在」となることを使命にして事業活動を遂行している。
オリックス生命保険株式会社が扱う商品は、死亡保険(生命保険)、死亡保障付医療保険、引受基準緩和型保険、外貨建保険、医療保険(入院保険)、特定疾病保障保険、がん保険などと多岐に渡る。「常識にとらわれない発想」と「お客さまに寄り添う姿勢」を常に心がけながら、顧客の良きパートナー企業となるために邁進し続けている。
また、お客様視点でのサービス改善に取り組み続けているのが特徴。「お客さまのニーズに適した商品の提供」「お客さまに寄り添ったサービスの提供」「お客さま本位の募集活動の推進」の実践に全力を尽くし、顧客にとって納得のいくサービス提供を目指している。
例えば、顧客が誤って振込してしまうことを防ぐために、「保険料に関するご案内」のハガキを改善した事例が良い例だ。案内ハガキを分かりやすく改定した結果、間違った振込の割合が0.9%にまで低下した。
また目の不自由な顧客でも円滑に手続きを進められるよう、「ご契約失効のお知らせ」「ご契約内容のお知らせ」「生命保険料控除証明書」へ、音声案内電子サービスを導入。
さらに、給付金請求時の書類作成負担を減らすため、顧客の状況に合わせた「パーソナライズド動画」を導入した。
沿革・歴史
1991年
オリックス・オマハ生命保険株式会社設立。
営業開始。
1993年
オリックスグループの全額出資となる。
オリックス生命保険株式会社に社名変更。
2001年
執行役員制度を導入。
2011年
インターネットによる保険申込みサービスを開始。
2014年
ハートフォード生命保険株式会社の発行済み全株式を取得。
2015年
ハートフォード生命保険株式会社との合併手続き完了。
2016年
直販チャネル営業開始。
オリックス保険コンサルティング株式会社の発行済み全株式を取得。
2017年
「お客さま本位の業務運営方針」を制定。
拠点（国内・海外）
国内：
28都道府県
海外：
関連会社
- 株式会社ライフアシスト
トピックス
１． 最新技術を活用
オリックス生命保険株式会社は、社員の業務負担を減らすため、積極的に最新技術を採用しているのが特筆すべき点だ。
2019年には、株式会社 EduLabが提供する「AI-OCR」を導入。EduLabの「AI-OCR」は、人工知能を搭載した光学式読み取り装置が、契約の申込み書類を認識・データ化する画期的なシステムだ。オリックス生命保険株式会社は同サービスを活用し、これまで人の手で行っていた申し込み情報の入力作業を、約9割削減する見通しである。
２． 数々の賞を受賞
オリックス生命保険株式会社は、サービス改善活動を継続的に取り組み続け、サービス内容を外部機関から高く評価されるようになった。
2019年には、公益社団法人企業情報化協会が主催する2019 年度「IT 賞」にて、「IT 奨励賞」を受賞した。同社における保有契約件数が400万件へと拡大する中、システム変更案件の増加に対して行った、適正なリスクマネジメントの体制が高く評価された。
また同年には、HDI-Japanが主催する「HDI 格付けベンチマーク 2019 年【生命保険業界】」において、最高評価の「三ツ星」を4年連続で受賞。コンタクトセンターの対応やつながりやすさを評価する「問合せ窓口（コールセンター）」、ウェブサイトの見やすさや分かりやすさを評価する「Web サポート（ウェブサイト）」の2部門で他社を圧倒した。
さらに一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会が開催する「UCDA アワード 2019」の生命保険分野において、「情報のわかりやすさ賞」を受賞。「お客さま本位の業務運営方針」における活動の一環として実施した、給付金手続きをガイドする「パーソナライズド動画」の提供や、書類改善の活動などが、高く評価された。
常にサービス改善をし続ける環境の中で働くことで、転職者が顧客と誠実に向き合いながら、気持ちよくサービスを提案できる。
３． 保険代理店を子会社化
オリックス生命保険株式会社は2020年、乗合保険代理店である株式会社ライフアシストの株式80.9%を取得し、子会社化することに同意した。オリックス生命保険株式会社は、株式会社ライフアシストが北関東エリアや新潟県に展開する、12店舗の来店型保険ショップ「保険のライフアシスト」を活用し、来店型ショップチャネルの拡大につなげる狙いだ。
同社は「お客さまのための会社でありつづけたい」という想いのもと、時代の変化とともに多様化する顧客のニーズに応えるため、最適な運用体制の構築を目指している。
www.kotora.jp
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