概要
設立 | 1964年4月 |
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従業員数 | 35,623名(2023年9月末現在) |
代表者 | 取締役 兼 代表執行役社長・グループCEO 井上亮 |
オリックス株式会社は、1964年にリース事業からスタートした大手総合リース企業です。オリックスは、金融やサービスを通じて、新しい価値、新しいマーケットを作り出し、経済やくらしに新たな活力を与え、いきいきとした社会づくりに貢献しています。
オリックスのパーパス(存在意義)は「変化に挑み、柔軟な発想と知の融合で、未来をひらくインパクトを。」です。祖業であるリース事業にとどまらず、事業領域を拡大し、多角化しています。
また、持続的な成長に向けて、収益力の観点から株主に帰属する当期純利益を、資本効率の観点からROE(株主資本・当社株主に帰属する当期純利益率)を、資産効率の観点からROA(総資本・当社株主に 帰属する当期純利益率)を経営指標としています。
事業内容
法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。
リース事業は「金融」と「モノ(物件)」の2つの専門性を必要とし、リースを起点とした「金融」の専門性は、現在では融資、事業投資、生命保険、銀行、資産運用事業へと拡大しています。「モノ」の専門性は、産業/ICT機器、自動車、不動産、環境エネルギー事業へと広がっています。
また、1971年の香港進出を皮切りに世界約30カ国・地域に拠点を設け、グローバルに活動しています(2023年3月末)。
オリックス株式会社で求められる人物・スキル
オリックス株式会社は、応募する職種によって有利な業界や職種が違いますが、いずれも専門的な知識、経験が求められます。法人営業であれば営業経験の他に、企画営業や投資事業の経験があれば有利となります。また、経理であればUSCPA(米国公認会計士)や、日本公認会計士、税理士資格があれば有利になります。
職種によってはビジネスレベルの英語力も必要です。また、どの職種においても、オリックス株式会社で求められる人物像として、世の中のニーズを察知し、失敗を恐れず常に新しいものを創り出すなど、チャレンジ精神に溢れている人材、多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動し、チームプレーを発揮できる人材、コミュニケーション力等が求められます。同社は、非常に多岐にわたるビジネスを展開しており、社会の状況や景気等に応じて柔軟にビジネスの形を変えていく点に最大の特徴があります。そういった点で、世の中の変化に敏感な人、様々な領域に触れていくことに面白みを感じられる人にとっては最適な環境です。
オリックス株式会社のキャリアパス
オリックス株式会社では、自身のキャリア形成に向けて、様々なキャリア制度があります。希望部門にチャレンジできるキャリアチャレンジ制度、総合職(地域限定職)から総合職(全国型)へ、または一般職から総合職へ職種を転換できる職種転換制度、会社が費用を負担し、キャリア形成に必要な研修を受講できる選択型研修制度等があります。
また、社内転職も可能であり、キャリアチャレンジを後押しする会社の風土から、豊富なキャリアパスを展開することができます。
沿革・歴史
1964年
大阪市にオリエント・リース株式会社(現 オリックス株式会社)設立
1970年
大阪証券取引所市場第二部に株式上場
1971年
東京証券取引所市場第二部に株式上場
1972年
オリエント・リース・インテリア株式会社設立
1973年
オリエント・オート・リース株式会社設立
1976年
オリエント保険センター株式会社(現 オリックス保険サービス株式会社)設立
オリエント測器レンタル株式会社(現 オリックス・レンテック株式会社)設立
1977年
ぺルサス・シッピング株式会社(現 オリックス・マリタイム株式会社)設立
1979年
ファミリ—信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)設立
1983年
オリエント・キャピタル株式会社(現 オリックス・キャピタル株式会社)設立
1984年
オー・エス・アール株式会社(現 オリックス・システム株式会社)設立
1985年
バジェット・レンタカー株式会社設立(1989年12月オリックス・レンタカー株式会社に社名変更、2005年1月オリックス自動車株式会社に統合)
1986年
茜証券株式会社に資本参加(1995年3月オリックス証券株式会社に社名変更、2010年5月マネックス証券株式会社と合併)
オリエント・エアクラフト株式会社(現 オリックス・エアクラフト株式会社)設立
1988年
プロ野球球団阪急ブレーブスを買収、オリックス野球クラブ株式会社設立
1989年
オリックス株式会社に社名変更、グループCI導入
1991年
オリックス・オマハ生命保険株式会社(現 オリックス生命保険株式会社)設立
ブルーウェーブイン株式会社設立
1998年
オリックス環境株式会社設立
山一信託銀行株式会社買収(1998年8月オリックス信託銀行株式会社に、2011年10月オリックス銀行株式会社に社名変更)
ニューヨーク証券取引所に上場(日本企業で12番目)
1999年
オリックス・リアルエステート株式会社(現 オリックス不動産株式会社)設立
オリックス債権回収株式会社設立
オリックス・エム・アイ・シー株式会社設立
オリックス・コールセンター株式会社(現オリックス・ビジネスセンター沖縄株式会社)設立
2000年
オリックス・アセットマネジメント株式会社設立
2002年
オリックス不動産投資法人が東京証券取引所に上場
寄居オリックス環境株式会社(現 オリックス資源循環株式会社)設立
2005年
株式会社調布自動車学校を買収
2006年
株式会社南海ホリディエンタープライズ(現 クロスホテルズ株式会社)を買収
オリックス社会貢献基金設立(2010年12月「公益財団法人オリックス財団」に移行、2014年6月オリックス宮内財団に改称)
2007年
オリックス業務支援株式会社設立
オリックス不動産投資顧問株式会社設立
2008年
吾妻電力株式会社(現 株式会社吾妻バイオパワー)を買収
2009年
オリックス・ローン事務センター株式会社設立
2010年
筑波リース株式会社を買収
2011年
オリックス水族館株式会社設立
2012年
株式会社キューコーリースを買収
オリックス保険コンサルティング株式会社設立
2013年
ONEエネルギー株式会社設立
2014年
OAファーム株式会社(現 オリックス農業株式会社)設立
弥生株式会社を買収
2015年
オリックス八ヶ岳農園株式会社設立
2016年
オリックス・フードサプライ株式会社設立
2017年
オリックス株式会社と弥生株式会社他でALT株式会社(現 アルトア株式会社)設立
オリックス資源循環株式会社が最終処分場を運営するジークライト株式会社を買収
2018年
オリックス・レンテック株式会社が淀川変圧器株式会社を買収
オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社設立
2020年
オリックス生命保険株式会社が株式会社ライフアシストを買収
拠点(国内・海外)
国内:60拠点
海外:28ヵ国、37拠点(グループ会社含む)
関連会社
・オリックス自動車株式会社
・オリックス・レンテック株式会社
・オリックス・キャピタル株式会社
・オリックス債権回収株式会社
・エヌエスリース株式会社
・オリックス徳島株式会社
・オリックス・ローン事務センター株式会社
・筑波リース株式会社
・株式会社キューコーリース
・株式会社フリール
・淀川変圧器株式会社
・オリックス・インテリア株式会社
・オリックス・ホテルマネジメント株式会社
・オリックス不動産株式会社
・オリックス・アセットマネジメント株式会社
・株式会社調布自動車学校
・オリックス不動産投資顧問株式会社
・オリックス水族館株式会社
・株式会社大京
・株式会社穴吹工務店
・株式会社大京アステージ
・株式会社穴吹コミュニティ
・株式会社大京穴吹建設
・株式会社大京穴吹不動産
・オリックス・ファシリティーズ株式会社
・オリックス環境株式会社
・オリックス資源循環株式会社
・株式会社ユビテック
・ONEエネルギー株式会社
・ジークライト株式会社
・オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社
・オリックス生命保険株式会社
・ライフタイムコンサルティング株式会社
・株式会社ライフアシスト
・オリックス・クレジット株式会社
・オリックス銀行株式会社
・オリックス・マリタイム株式会社
トピックス
1. 関西エアポートと国内最大級のオンサイト型PPAを締結
オリックス株式会社は2023年11月時点、関西エアポート株式会社とPPA(電力購入契約)を締結しました。関西国際空港および大阪国際空港に、オンサイト型として国内最大級となる約23.4MWの太陽光発電施設を設置し、2025年春よりオリックスが各空港へ電力を供給します。この事業では、オリックスの設立するSPCが発電事業者となり、関西国際空港に約22.8MW、大阪国際空港に約0.6MW、計約23.4MWの太陽光発電システムを設置・運営します。発電した電力を各空港内で自家消費することで、関西エアポートグループは年間消費電力のうち約20%を賄い、年間CO2排出量を約12,300t-CO2削減する見込みです。
オリックスは、国内で約950MWの再生可能エネルギー発電事業を展開しており、太陽光発電は地上設置型で約100カ所、屋根設置型で約300カ所を所有・運営しています。(2023年9月時点)現在は、電力需要家の敷地や屋根などを借り受けて太陽光発電システムを設置し発電した電力を需要家に供給するコーポレートPPA取組を推進しています。
オリックスは、今後も2050年カーボンニュートラル実現にむけて、再エネの主力電源化に向けた取り組みを推進し、持続可能な社会を目指しています。
2.欧州の再エネ事業会社を積極的に子会社化~再エネ事業のグローバルキープレイヤーを目指す~
オリックスは2021年7月、80%の株式を保有するElawan Energy S.L.(本社:スペイン・マドリード、CEO:Dionisio Fernández Auray、以下「Elawan」)の買収を完了させました。オリックスは、海外での再生可能エネルギー事業展開を重要な経営戦略の一つとして掲げています。2021年3月にインドの大手再生可能エネルギー事業会社Greenko Energy Holdingsの株式20%強を取得したほか、2021年1月には再生可能エネルギー分野への投資も積極的に行う英国のオルタナティブ資産運用会社Gravis Capital Management Ltd.(以下「Gravis」)を買収しました。今後Elawanは、欧州および米州での更なる事業拡大やグリーン水素事業などの新規事業の展開を図るとともに、保有資産の一部売却などキャピタルリサイクルを推進していきます。
今回のElawan完全子会社化により、オリックスの再生可能エネルギー発電事業は、太陽光、風力、地熱、水力など、国内外で稼働中の設備容量合計約3.6GWとなります。2030年には、世界で約10GWまで拡大することを目指しています。
そして今後、オリックス銀行は再生可能エネルギーや物流施設などへの融資をさらに拡大するとみられています。2024年3月期には貸出金残高の2割弱にあたる4000億円規模を融資し、来期以降はさらに積み増す見込みです。
需要が拡大する再エネや物流施設の開発を資金面で後押しし、投資用不動産ローンに偏った収益源を多角化する狙いもあるとされています。
3.「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備等のIR関連協定等の締結」について
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、合同会社日本MGMリゾーツ(本社:東京都千代田区、社長:エドワード・バウワーズ、以下「MGM」)との共同投資により、大阪IRの事業実施を目的として設立した大阪IR株式会社が、本日、大阪府および大阪市と、大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備等のIR関連協定等を締結しましたのでお知らせします。
オリックスとMGMは、大阪IR株式会社とともに、日本初となる本事業を通じ、大阪・関西地域、ひいては国の観光および経済の持続的成長と発展に貢献してまいります。MGMとのパートナーシップのもと、官民連携し事業の実現と成功に向け推進してまいります。
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