概要
| 会社名 | 三菱商事エナジーソリューションズ株式会社 |
| 設立 | 2015年10月1日 |
| 従業員数 | 273名 |
| 代表者 | 岡藤 裕治 |
三菱商事エナジーソリューションズ株式会社は、関連会社の三菱商事洋上風力、三菱商事クリーンエナジーを含めたグループ会社の事業戦略立案やコーポレート機能、人材・資金の管理会社として、発電事業を行っている三菱商事の100%子会社です。
三菱商事エナジーソリューションズの事業領域
下記は三菱商事エナジーソリューションズの主な事業領域です。
- 再生可能エネルギー事業：火力発電や太陽光などの再生可能エネルギーを中心とした電力発電所の開発・運営
- オンサイト発電事業：顧客の工場内に自家発電設備を保有して電力や蒸気を供給。発電設備の設計・調達からファイナンス、保守・点検
- IPP発電事業：電力会社への電力販売事業
三菱商事エナジーソリューションズの強み
三菱商事エナジーソリューションズの強みは、三菱商事グループによるグローバルなネットワーク力が挙げられます。国内外にもつ多くのネットワークを活用することで電力案件の獲得につながり、複数の国と地域で電力事業の開発・運営を手掛けています。発電所の開発から保守まで一貫して行う高い技術力と専門性を有し、高効率な発電事業を推進することができます。
また関連会社には三菱商事洋上風力、三菱商事クリーンエナジー株式会社があります。洋上風力においては三菱商事グループがヨーロッパで10年以上培った経験を活かし三菱商事洋上風力株式会社として事業展開、その他の再生可能エネルギー事業においても三菱商事クリーンエナジーで電力開発・ソリューション提供をしています。
沿革
2002年 三菱商事の重電機部でオンサイト発電事業への取組みを開始
2013年 ダイヤモンドソーラージャパン（国内メガソーラー事業の統括会社）を設立
2014年 日本製紙、中部電力とIPP発電設備の建設着工
日本化成工場内でメガソーラー事業を運転開始
2015年 三菱化学事業所内でコジェネレーション発電所の建設着工。オンサイト発電、火力IPP、再生可能エネルギーの各事業を統括して開発・運営をする三菱商事パワーを始動。
2016年 福島復興に向けた世界最新鋭の石炭ガス化複合発電による発電事業に着手。国内最大級のプロジェクトファイナンスを組成、秋田潟上風力発電のファイナンスクローズ。
2021年 三菱商事エナジーソリューションズ株式会社へ商号変更
2022年 三菱商事クリーンエナジー、三菱商事洋上風力株式会社を新設
関連会社
三菱商事洋上風力株式会社
三菱商事クリーンエナジー株式会社
三菱商事パワーシステムズ株式会社
トピックス
三菱商事のカーボンニュートラルへの取り組み
三菱商事は、2021年に発表した「カーボンニュートラル社会へのロードマップ」に基づいて、以下の目標を掲げています。
- 2024年度までにEX（エネルギー・トランスフォーメーション）関連投資を1.2兆円、2030年度までに2兆円ほどに拡大
- 2030年度までに温室効果ガス排出量を2020年度比 半減
- 2050年までにネットゼロ達成
それに向けた取り組み内容は、エネルギーのポートフォリオ入替や燃料転換、再生可能エネルギーの調達、省エネ支援システム導入、サプライチェーン最適化などが挙げられます。
そして産業構造変革への挑戦、新技術やイノベーション活用に取り組みネットゼロを目指します。
三菱地所とバーチャルPPAを締結
三菱地所と三菱商事クリーンエナジー株式会社は再生可能エネルギーの事業推進のため、電力の環境価値を供給するバーチャルPPA契約（電気の使用事業者が発電事業者と長期の電力契約をすること。取引内容は再生可能エネルギーの電力に含まれる「環境価値」）を締結しました。三菱商事クリーンエナジーが供給する環境価値は、三菱地所本社で一部活用されたり、三菱地所が今後開発する新築建築物で活用されたりする予定です。
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