概要
| 会社名 | 出光興産株式会社 |
| 設立 | 1940年3月30日（創業1911年6月20日） |
| 従業員数 | 5,089名 |
| 代表者 | 木藤 俊一 |
出光興産株式会社は、1911年に創業したエネルギー業界で歴史のある企業です。石油元売として国内トップクラスのシェアを誇り、石油・ガス・石炭などの資源開発、化学品、電力・再生可能エネルギー、高機能材、モビリティなど幅広い事業を展開しています。
出光興産は2030年のビジョンとして「責任ある変革者」を掲げました。目指すところは下記の内容です。
- カーボンニュートラル、循環型社会へのエネルギー・マテリアルトランジション
- 次世代モビリティ＆コミュニティ
- 上記の課題解決を可能にする先進マテリアル
そのうえで、2050年ビジョンを「変革をカタチに」を策定しました。『私たちは、一歩先のエネルギー、多様な省資源・資源循環ソリューション、スマートよろずやの社会実装を通して、「人びとの暮らしを支える責任」「未来の地球環境を守る責任」を果たします。』と掲げています。
石油事業の枠を超えて、環境問題への取り組みや次世代エネルギーの開発など、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に推進しています。
※スマートよろずや：全国に展開するサービスステーションを生活支援基地として進化をさせる、出光興産が掲げる事業変革の構想
沿革
1911年 出光商会として北九州で石油販売業を開始
1920年 販路拡大と海外展開（朝鮮半島、台湾など）
1936年 華北、華南に販路開拓
1940年 出光興産株式会社を設立
1947年 出光商会と出光興産の会社合併
1956年 出光初の徳山製油所を建設
1963年 千葉製油所を建設
1967年 世界初の重油直接脱硫装置を設置（千葉製油所）
1969年 出光クレジットカードを発行
1971年 石油開発に事業進出
1977年 石炭、地熱、ウランによる石油代替エネルギーの開発
1983年 出光エンジニアリング株式会社を設立
1986年 出光クレジット株式会社を設立
1992年 サービスステーションの事業開始（プエルトリコ）
1998年 全製油所の工場でISO14001の認証を取得
2006年 東証一部上場に株式上場
2011年 出光創業100周年
2019年 出光昭和シェルを発足
主要関連会社
出光タンカー株式会社
出光エナジーソリューションズ株式会社
出光リテール販売株式会社
アポロリンク株式会社
株式会社ペトロスター関西
中央シェル石油販売株式会社
西部石油株式会社
東亜石油株式会社
昭和四日市石油株式会社
ソーラーフロンティア株式会社
日本グリース株式会社
株式会社エス・ディー・エスバイオテック
出光ユニテック株式会社
出光エンジニアリング株式会社
トピックス
再生可能エネルギー発電の拡大
出光興産はCO2削減とエネルギーの地産地消を目指して、バイオマス発電事業を展開しています。国内4カ所目の徳山バイオマス発電所を2023年1月に稼働開始し、持続可能な森林づくりや林業振興、循環型経済の構築に貢献します。
地熱発電事業の拡大においては、INPEXと東京電力リニューアブルパワー社と共同で秋田県に地熱発電所を建設して、2027年の稼働開始を目指しています。
その他、水力発電事業においては、オーストラリアでの再生可能エネルギー開発の検討を政府と進めています。採掘跡地を活用して揚水発電プロジェクトの事業化に向けて、オーストラリアの電力会社AGLエナジー社と検証を開始しました。
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