三菱UFJフィナンシャルグループ 金融×デジタル、サステナビリティ経営を加速 – 決算/中期経営計画

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株式会社三菱UFJフィナンシャルグループ(本社:東京都千代田区、社長:亀澤宏規、以下:MUFG)が5月17日、2021年3月決算を発表しました。

▼参考:三菱UFJフィナンシャルグループ 2020年度決算ハイライト(参照 2021-05-17)

三菱UFJフィナンシャルグループ 2021年3月期決算の概要

コロナ禍での営業活動定着や、海外子会社の連結化により、連結業務粗利益は前連結会計年度比 116 億円増収の 3 兆 9,979 億円に。国内外での経費削減の効果などがあり、連結業務純益は前連結会計年度比 639 億円増加の 1 兆 2,484 億円となったとのことです。

中期経営計画

2021年4月には、「世界が進むチカラになる。」を存在意義(パーパス)として設定し、金融とデジタルを活用して「世界(全てのステークホルダー)」に対し「どのようにチカラになるか」を中期経営計画にて示しています。

中期経営計画では、3年後のめざす姿として「金融とデジタルの力で未来を切り拓くNo.1ビジネスパートナー」を掲げ、「デジタル」、「サステナビリティ経営」、「挑戦・スピード」をテーマに変革を進め、顧客と社会の課題に徹底的に向き合い、課題解決に努めるとのことです。

「気候変動対応・環境保全」では、日本政府によるカーボンニュートラル宣言等を踏まえ、「再生可能エネルギー」「水素・次世代エネルギー」「カーボンリサイクル」 を重点領域として推進することとし、従来 2030 年度までの累計で 20 兆円としていたサステナブル ファイナンス目標を 35 兆円に上方修正するとのこと。また、MUFGカーボンニュートラル宣言として、2050年までの投融資ポートフォリオのGHG排出量ネットゼロ、 2030年までの当社自らのGHG排出量ネットゼロを掲げています。

三菱UFJフィナンシャルグループの採用について

金融×デジタル、サステナビリティ経営を加速するため、グループ内の三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行などでは、デジタル人材、サステナビリティ関連の人材を異業界からも積極的に採用を進めています。

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この記事を書いた人

宮崎達哉

信州大学工学部卒、ゼネコンでの施工管理者を経験した後、三重県庁にて産業政策の企画・運営業務に従事。県庁在籍中に、経済産業省資源エネルギー庁及びNEDOにてエネルギー政策に係る新規事業立案や規制・制度の合理化に従事。デロイトトーマツグループでの地方創生及び教育分野のコンサルティング業務を経て現職。
【担当業界 】ESG/サステナビリティ領域、シンクタンク、コンサルティングファーム、監査法人、パブリックセクター、教育、経営層、管理系人材、技術者