コンサルティングファームのシグマクシス(本社:東京都港区)が4月22日に2021年3月期決算短信を発表されました。
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を若干受けつつも、第2四半期連結会計期間以降はコンサルティング案件の受注も前年並みに回復、デジタルワークプレイス環境を最大活用しながらサービス提供を継続。 ERPクラウド化サービス、企業のDX戦略策定、組織と人財の活性化、新規事業や サービス開発などを支援するプロジェクトが事業を牽引しております。
▼参考:株式会社シグマクシス 2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(参照 2021/05/17)
シグマクシス 2021年3月期の主なトピック
事業を牽引している主なトピックスは下記のとおり。
ERPのクラウド化
既存ERPの保守サポート終了等による 「2025年の崖」と言われる状況に対して、 組織・業務の変革とチェンジマネジメント に取り組むことで、ERPのクラウド化を短期間でスムーズに実現。また同時にお客様の成長シナリオを描き、お客様の企業価値向上の成果が実現するまで継続的に支援、2020年度下半期はSOLIZE株式会社の SAP S/4HANA Cloudの導入など複数の 大型プロジェクトがビジネスを牽引しております。
間接業務のデジタル・トランスフォーメーション
自社の経費精算および間接材購買に係る請求書管理の完全電子化を実現。この取り組みによる知見をもとに、「間接業務のデジタル・トランスフォーメーション」サービスの 提供を開始しました。本サービスの推進に向けて、コンカーをはじめとした各種SaaSを活用したソリューション開発や パートナー連携を強化、全国での市場拡大を取り組んでいます。
デジタルワークプレイス環境
他社に先駆けて、2008年の創業以来厳格なセキュリティポリシーに則りデジタル ワークプレイス環境を整備。 業務推進に最も適した時間と場所を自由に選 べることを目的とし、事業運営に関 わるあらゆる分野でデジタルを活用し、オフィス勤務に依存しない事業活動を展開中です。
伊藤忠商事との資本・業務提携契約締結を発表
また決算発表と同日に、伊藤忠商事との資本・業務提携契約を締結したことも発表されました。「伊藤忠グループが有する国内外のネットワーク」はシグマクシスの能力をより活かすことができる土台となることは確実で、様々な産業のDX化推進の一躍を担うことが期待されます。
これからのシグマクシスに要注目です。
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