シンクタンクから監査法人パブリックセクターに転職するためのステップ【志望動機、職務経歴書】

シンクタンクで培った経験やスキルは、監査法人のパブリックセクターにおいて大きな強みとなります。ここでは、シンクタンクから監査法人のパブリックセクターへの転職を成功させるための具体的なステップを解説します。

1. 監査法人パブリックセクターの役割と求められるスキル

監査法人のパブリックセクターでは、政府機関や自治体、公共団体に対し、財務監査、業務改善、政策立案支援など、多岐にわたるサービスを提供します。主な業務内容は以下のとおりです:

  • 政府機関や自治体の財務諸表監査
  • 公共事業のコスト削減や効率化支援
  • 政策立案や施策評価のサポート
  • 内部統制やリスクマネジメントの強化支援

これらの業務を遂行するために、以下のスキルが求められます:

  • 公共政策や行政に関する専門知識
  • 財務・会計に関する理解
  • 論理的思考力と問題解決能力
  • 高いコミュニケーション能力
  • プロジェクトマネジメントスキル

2. シンクタンクでの経験を活かすポイント

シンクタンクでの経験は、監査法人のパブリックセクターにおいて以下の点で強みとなります:

  • 政策分析や調査研究の経験
  • 公共機関とのネットワークや協働経験
  • データ分析やレポート作成能力
  • プロジェクトの企画・運営経験

これらの経験を活かし、クライアントに対して実践的なアドバイスやソリューションを提供することが可能です。

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3. 必要な資格と学習方法

監査法人のパブリックセクターでの専門性を高めるために、以下の資格取得を検討すると良いでしょう:

  • 公認会計士(CPA)
  • 中小企業診断士
  • プロジェクトマネジメント関連資格(例:PMP)

学習方法としては、専門学校への通学、オンラインコースの受講、関連書籍の読破などが挙げられます。

4. 転職活動の進め方

転職活動を成功させるためには、以下のステップが重要です:

  • 自己分析とキャリアプランの明確化
  • 履歴書・職務経歴書の作成とブラッシュアップ
  • 転職エージェントの活用
  • 面接対策とケーススタディの練習

5. 志望動機のサンプル

私はシンクタンクでの経験を通じて、公共政策の分析や提言に携わり、公共機関との協働を重ねてまいりました。これらの経験を活かし、より実践的な形で公共機関の業務改善や政策支援に貢献したいと考え、監査法人のパブリックセクターへの転職を決意いたしました。貴法人の専門的なサービスを通じて、公共部門の発展と効率化に寄与できることを強く願っております。

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6. 職務経歴書のサンプル

【職務要約】
シンクタンクにて5年間、公共政策の調査研究や政策提言業務に従事。政府機関や自治体との協働プロジェクトを多数経験し、政策分析、データ解析、レポート作成、プロジェクトマネジメントのスキルを習得。現在、監査法人のパブリックセクターでのキャリアを志向し、関連資格の取得に向けて学習中。


【職務経歴】
■勤務先:○○シンクタンク株式会社
■在籍期間:2018年4月~2023年3月
■職務内容:
・政府機関からの委託による政策調査・分析業務
・自治体の施策評価や業務改善提案の実施
・公共事業に関するコスト分析と効率化支援
・政策提言レポートの作成とプレゼンテーション
・プロジェクトチームのマネジメントと進捗管理

【実績】
・政府機関からの委託調査プロジェクトを年間10件以上担当し、高評価を獲得
・自治体の業務改善提案により、業務効率を平均15%向上
・政策提言レポートが専門誌に掲載され、業界内で注目を集める

【資格】
・中小企業診断士(取得予定)
・PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)取得予定

この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)