概要
| 会社名 | ENEOSホールディングス株式会社 |
| 設立 | 2010年4月1日 |
| 従業員数 | 873名 |
| 代表者 | 宮田 知秀 |
ENEOSホールディングス株式会社はエネルギー関連事業を中心とするホールディングス企業で、エネルギー事業（ENEOS）、石油・天然ガス開発事業（JX石油開発）、金属事業（JX金属）を手がけています。ホールディングス化し経営統合により一層の競争力を強化しています。
各社の強みとしては、エネルギー事業を手がけるENEOSは国内最大手の石油会社で系列の給油所は最多数を誇り、水素事業においてもカーボンニュートラルの実現に向けて業界をリードしています。JX石油開発は国内外に事業を展開、石油や天然ガスなどの天然資源を開発～輸送まで行い、東南アジアを中心とするアジア圏で多くの販売実績があります。JX金属は非鉄金属のリーディングカンパニーとしてグローバルにシェアがあり、資源開発～製造、リサイクルといった形で一貫したバリューチェーンを有しています。
ENEOSグループでは「地球の力を、社会の力に、そして人々の暮らしの力に。エネルギー・資源・素材における創造と革新を通じて、社会の発展と活力ある未来づくりに貢献します。」を使命に、グループ理念を掲げています。
そのグループ理念の実現に向けた決意は『「今日のあたり前」を支え、「明日のあたり前」をリードする。』です。何気ない暮らしを、不断の努力とリーダーシップで支え続ける変化を楽しみ、多様な人・技術・アイデアの掛け算の発想で、挑み続けます。
沿革
2010年
新日本石油と新日鉱ホールディングス社の子会社化によるJXホールディングス株式会社を設立、株式上場。各子会社を合併・再編し、中核事業会社としてJX日鉱日石エネルギー株式会社・JX日鉱日石開発株式会社・JX日鉱日石金属株式会社を発足。
2015年
東燃ゼネラル石油との経営統合
2016年
各中核事業会社の商号をJXエネルギー株式会社・JX石油開発株式会社・JX金属株式会社に変更
2017年
JXホールディングスをJXTGホールディングス株式会社、JXエネルギーをJXTGエネルギー株式会社に商号変更
2020年
JXTGホールディングスをENEOSホールディングス株式会社、JXTGエネルギーをENEOS株式会社に商号変更
主な関連会社
- ENEOS
- JX石油開発
- JX金属
トピックス
ENEOSホールディングス株式会社は、エネルギー事業のリーディングカンパニーとして、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを積極的に進めていくとしています。具体的に2040年度に自社排出分のカーボンニュートラルを実現することを目指しています。この計画は「温室効果ガス排出削減」と「社会の温室効果ガス排出削減への貢献」のふたつで構成されています。
温室効果ガス排出削減
事業活動における温室効果ガスの排出抑制、再生可能エネルギーの利用、CCS（CO2の回収・貯留）の導入、CO2削減の推進などにより、2030年度に向けて温室効果ガス46%の削減を目指しています。
社会の温室効果ガス排出削減への貢献
カーボンニュートラルを将来の事業の柱として捉え、再生エネルギーの拡大、水素・カーボンニュートラル燃料等の早期実用化を通じたエネルギートランジション（低炭素化や脱炭素化のためのエネルギーポートフォリオを移行）を推進、素材・サービス分野でサーキュラーエコノミー（循環経済）の推進などにより、社会全体の温室効果ガス排出削減に貢献することを目指しています。
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