こちらは2023年2月8日に放映されたウェビナーのアーカイブ動画を記事にしたものです。
ぜひ動画も併せてご覧ください。
当社の実績と転職の傾向:異業種からの転職が多い
当社で不動産関係の転職活動支援実績は、前年比190%となりました。
異業種から不動産関係に転職された方は前年の倍で、この大きな伸びの要因になっていると思います。
特に異業種から不動産ファンド業界への転職が90%を占めています。
具体的にはディベロッパー・不動産仲介・プロパティマネジメント・金融機関の方など、様々な業界から不動産ファンド業界への転職が行われています。
年齢についても30代の方が転職市場において中心だと思われることが多いですが、20代 異業種からの転職でポテンシャルを含めた形での採用実績や40代での異業種からの転職でご経験・専門性を活かせる採用の実績もあるのが現状です。
企業側の傾向としては、不動産ファンド業界に限ると、財閥系・外資系・独立系単一単独アセットなど、どのグループも採用意欲は高い印象です。
不動産業界の転職の注目領域3つ
1つ目は金融機関における不動産領域のポジションです。
金融機関においては、投資自体に力を入れていっていることもあり、グループ内の不動産ファンドの求人の採用意欲も例年比増加傾向です。
特にプロパティマネジメントの領域で活躍している方におすすめしているのは銀行のファシリティマネジメントのポジションです。
拠点の統廃合が進む中で社内での対応に限界を感じ、外から専門家を取りたいといった意向もあり、プロパティマネジメントをご経験した方が積極的に採用されている実績があります。
また、不動産領域に限らず、金融機関は採用が非常に活発です。中途採用も積極的で採用も増加しており、かなりおすすめがしやすくなっております。この流れは今年も継続傾向にあると考えられます。
2つ目はSTO(セキュリティトークン)など新しい仕組みを活用して運用する会社のポジションです。
2022年からSTO関連の求人が少しずつ出始めており、企業様も採用意欲も活発になってきており、幅の広がりなど引き続き注目しています。
また、不動産だけでなく、証券会社や銀行からも求人が出てきており、今年も求人が増えていくポジションだと思われます。
3つ目は、不動産ファンド会社のCM(コンストランザクションマネジメント)のポジションです。
ゼネコン出身の方とお話をすると、規模が大きすぎて自分がやっていることが把握しづらいと聞くことも多いです。それに対して、不動産ファンドのポジションは、少数精鋭で大きい物件を担当するため、個人の及ぼす領域が大きいことが魅力です。
また不動産ファンド事業は物件の収益という明確なゴールがあるので自分の貢献度が見えやすいことも特徴です。
条件面、給与面も含めていい案件が多く、ご紹介の機会も多くありました。
こんなときに転職エージェントが便利
新しいポジションですと、企業様側も求める人物像が固まっていなかったり、候補者様も仕事のイメージが固まっていなかったりするので、こういった新しい案件の際は、特に転職エージェントを使用して転職活動をするのがおすすめです。
ご興味がある求人やご相談などがございましたら、お気軽にご相談ください。