ゲストのご紹介
日本アイ・ビー・エム株式会社
パートナー SAP会計担当
IBM コンサルティング事業本部
ビジネス・トランスフォーメーション・サービス事業
松本 直也様
日本アイ・ビー・エム株式会社でパートナーとしてSAP事業を担当。
約20年にわたりSAPによる業務・システム変革に従事。SAPグローバル会計テンプレートを開発し、責任者として複数企業の改革に貢献。
SAP Concurビジネスを立ち上げ、20社以上の大手企業に導入し、SAP Concur最優秀パートナーアワードを2度受賞。
日本アイ・ビー・エム株式会社
マネージング・コンサルタント
IBM コンサルティング事業本部
ビジネス・トランスフォーメーション・サービス事業
T.H様
[ 経歴 ]
新卒で国内大手Slerに入社以来一貫してSAPビジネスに従事。
ABAP開発業務を皮切りに、設計、テスト、保守・運用、要件定義など下流から上流まで一通りを経験。
2019年に日本アイ・ビー・エムに中途入社し、SAP会計コンサルタントとして活動。
固定資産管理や原価管理の領域をメインフィールドとし、製造業のお客様を担当。
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IBMは「システムの総合デパート」
コトラ:
これまでのご経歴について、それぞれお話頂けますでしょうか。
松本様:
私は2002年に入社以降、IBMで約20年のキャリアになります。
SAPビジネスを中心に経験してきており、SAPコンサルタントとして現場でのシステム導入に関わり、チームリーダーやプロジェクトマネージャーを経て、今はプロジェクトの責任者としてお客様をご支援しています。
組織の中ではパートナーとしてSAP事業を推進する立場についています。
T.H様:
私は新卒で国内の大手Slerに入社して、SAP関連業務を経験した後、2019年にIBMに中途入社しました。
前職とIBMを合わせると、10年以上のSAP業務を経験しています。
SAPビジネスとしては、SAP ERPの導入・開発・テスト・保守運用等、一通りの経験をしています。
私はSAPの中でも会計の領域をメインとしており、IBM入社後チームリーダーの役割を担っています。
コトラ:
T.H様がIBMに入社されたきっかけを教えて下さい。
T.H様:
IBMを選んだ理由は、「自分の成長のため」です。
元々、SAP ERPを軸としながらお客様の業務課題に対応する範囲を広げていきたいと考えていました。
しかし前職では業務範囲が既存のお客様の対応、得意領域に固定される等、その実現が難しい状況にあったので転職することにしました。
また、前職で刺激を与えてくれたり、成長意識を持たせてくれたりする方々が離職していったことも1つの理由です。
コトラ:
入社後の印象はいかがでしたか。
T.H様:
コンサルタントはアグレッシブなイメージがありましたが、実際入社後お会いした方々は、温和で親切なうえに、やるべきことはきちんとするという方々が多かったです。
コトラ:
松本様、IBMの魅力について教えて頂けますでしょうか。
松本様:
IBMは誠実で温和な人が多い印象です。
IBMのコンサルタントは本当にみんな人柄が良いので、安心してチームを組んで働くことができます。
その上で、1人1人が専門性とプロの意識を持っているため、集団としてお客様に価値を提供しやすい会社という印象です。
コトラ:
チームワークとしても動きやすい環境ということでしょうか。
松本様:
IBMは「システムの総合デパート」という紹介の仕方をよくします。
各売り場に上から下まで様々な領域の専門家の方達がいて、相談をすると、みんな集まって一緒に考えてもらえます。
個人でできることは限られていますが、個々の知識を集めてチームとして大きなことができるという文化が強いと思います。
上流から下流まで一貫して提供
コトラ:
ではプロジェクトについてのお話に移りますが、SAP部門で今まで従事された、あるいは従事している業務についてお話いただけますでしょうか。
松本様:
2016年からこの7年、私自身が責任者として提案・立ち上げ・品質の管理まで一貫して携わっている、お客様のグローバルの会計システムの導入・展開のプロジェクトについてお話させて頂きます。
このプロジェクトでは、グローバルでの業務標準化や、経営に活かすためのデータの見える化などの改革がSAPの最新のS/4 HANAというシステム導入により実現しました。
本社に導入後、国内約30社、海外10数カ国約30社のグループ会社に展開するという、弊社の中でも日本発でグローバルなビジネスを展開されているお客様をご支援した代表的なプロジェクトでした。
松本様:
お客様は今、ERPという古いバージョンからS/4 HANAという新しいバージョンに置き換えるという課題に直面していますが、メリットは業務の効率化やシステムの変化に対する柔軟性向上(他システムとの連携や、DX画面等)があります。
また、お客様にとって業務を新しくする良いチャンスだと思います。
難しいところは、過去に作ったものを全て移行しようとするとコストもかかるし進化もしないので、それをいかに抜本的に見直すかが重要で、我々はそのご支援をしています。
コトラ:
2027年12月にSAP ERPの保守業務を終了されるということで、今まさにSAP S/4 HANAへの移行期間かと思いますが、その中でメリット/デメリットはどのように考えておられますか?
コトラ:
導入だけでなく、運用のフェーズまでご支援されているということですか。
松本様:
IBMの特徴として、システム導入の構想策定・要件定義から導入まで、またその後の運用・保守も、「上流から下流まで一貫してご提供できる」という強みがあります。
私達が導入したお客様以外にも多く運用保守をしてきており、安定した本番業務システムを支えた上で、新たな改善もご提案していく事を強みにしています。
コトラ:
運用保守までしっかりされているところは強みですね。T.H様はいかがですか。
T.H様:
SAPのプロジェクトは使用中のSAPのバージョンアップ、使用中のSAPの保守運用、SAPの新規導入の3種類に分かれるかと思いますが、その全てに従事してきました。
いずれも製造業のお客様でしたが、業務範囲も広く関係者の方々も多くなるので、お客様はもちろん、チーム内でもコミュニケーションを大事にしています。
今取り組んでいる案件は、海外と協業する、IBMらしいグローバルな案件です。
まずは、海外からSAPを導入して、日本の本社に展開していくプロジェクトです。
こちらのお客様では海外のIBMとも協業をしており、海外では海外IBMが先導を取りつつ、日本のIBMも日本の要件を整理して海外IBMに伝えていくという橋渡しの役割をしています。
松本様:
我々はグローバル展開をしている日系の製造業のお客様とのお付き合いが多いですが、日本の会社・海外の会社・日本のIBM・海外のIBMという4社間でのコミュニケーションや統制は、文化や言語、時差を含めて、難しい部分でもあります。
しかし、我々はこれまでそういった案件を多く経験しているので、グローバルにプロジェクトを進めるノウハウやスキルを活かして協業していくことができます。
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お客様をグローバルにサポート
コトラ:
海外とのやり取りや海外出張の機会も多いのでしょうか。
松本様:
コロナ禍では通常通りとはいきませんが、必要に応じて海外に行って直接お話する機会はあります。
コトラ:
プロジェクトの割合は、海外展開されている日系企業と、国内のみの日系企業の割合はどのくらいですか。
松本様:
様々なパターンがあるので正確な割合は申し上げられませんが、グローバル展開の案件も非常に多いので、グローバル思考の方にもマッチする職場だと思います。
日系企業がグローバルに展開するお手伝いをするパターンや、IBMグローバルとして海外の企業をそれぞれサポートしていて、そのお客様の日本支社を日本のIBMがサポートするというパターンもあります。
コトラ:
お客様としてのバリエーションも多いということですね。
それでは改めて、SAP部門の魅力についてお話いただけますでしょうか。
松本様:
弊社のSAP部門は日本のSAPビジネスの先駆者的な存在です。
1990年頃にSAPが日本に支社を設立した頃から30年来協業してきたチームをIBMが買収、統合して、今のSAPビジネスの組織になっているという経緯があります。
私も30年の内20年いるので、SAPに対して非常に詳しいですし、最近SAPに参入された会社より歴史があるため、人材、方法論やアセットに差があります。
企業のDXにおける基幹システムは、規模が大きく重要な領域です。そのため、SAPの組織は、IBMとしてお客様のDXを実現するにあたって、重要な役割を担っています。
最新のSAP S/4 HANAに変更していくだけでなく、お客様とDXパートナーシップというアライアンスを締結して、全般的にご支援をするという包括的な合意を両社でしたうえで、DXに関わる上流から下流までの全てを提供するという形も増えています。
そのため、SAPの組織への新人の配属も多いです。それは、SAPの1つのプロジェクト、およそ2年くらいを経験することで、業務、システム、コンサルティング、プロジェクトといった広い範囲を濃密に学ぶことができるためです。
SAPで新人を育て、個々人のキャリア志向に応じて、IBM内で戦略系や業務系のコンサルタントになったり、他のシステムに行ったり、人を輩出する組織でもあります。
T.H様:
IBMのSAP部隊は上流から下流まで一貫して対応していることが1つの大きな魅力です。
転職活動で色々コンサルティング会社を見た時に、上流のみという会社もいくつかあり、私はそこには惹かれなかったのでIBMに入社を決めたというのもあります。
また、IBMの持っている様々なテクノロジーに常に触れられることもメリットだと思います。
松本様:
IBMのSAPビジネスの強みは「実現力」です。
IBMはテクノロジーやプロジェクトのマネジメントに歴史的に強いので、絵に描いた餅でなく、「お客様のDXを最後まで実現すること」が我々の強みでありこれからも訴求していきたいことです。
コトラ:
上流だけでなく、下流まで一気通貫してやりたい方には非常に魅力ですね。ソリューションの広さもポイントになりますね。
SAP部門の特徴についてもう少し教えて頂けますでしょうか。
松本様:
先程の実現力という意味でのテクノロジー、プロジェクト管理、コンサルタントの質に加えて、「グローバル」という点です。
IBMグローバルとして百数十カ国に展開していて、3万名を超えるSAPのコンサルタントがいるので、グローバルでのノウハウ事例も多く、お客様をグローバルにサポートすることができます。
また、テクノロジーを掛け合わせて「SAP+IBMとしてのα」として何を提供できるか、ということに私達はこだわっています。
DXの中でSAPだけでできることは限定的なので、IBMらしいソフトウェアやサービスも提供しています。
業務のアウトソーシングに関して、IBM自身が世界で業務をするに当たって業務センターを作っていますが、それをお客様にも外販しているので、そのシステムとアウトソーシングを組み合わせることもご提案可能です。
製造卸売業のお客様におけるSAP ERPからS/4 HANAへのバージョンアップの際に、IBMのAIを組み合わせたチャットボットを開発し、お客様からの注文を受けて見積もりを自動回答するという新しいモデルを展開して頂いています。
アウトソーシングの組み合わせですと、製造業のお客様では、SAP Concurに関わる先進的なSaaSと領収書のチェックの業務をアウトソーシングするというものを合わせてBPaaS(ビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス)という名前にして、業務もシステムも短期間で一気に変革して、間接部門の生産性を高めるという提案を採用頂きました。
この事例ではIBMとしての+αを組み合わせた革新的なご提案ができたと思います。
コトラ:
お話を聞いてソリューションの自由度が高く、ご提案のバリエーションも豊富と感じましたが、そういったことも魅力の一つに繋がっているのでしょうか。
松本様:
SAPの新規導入や、バージョンアップ等どこかに偏るのではなく、IBMは多面的にソリューションを提供しているので、その中で個人のキャリアやニーズに合わせてプロジェクトの参画機会を決められる自由度があります。
コトラ:
T.H様からもSAP部門の特徴を教えて頂けますか。
T.H様:
所属メンバーからの視点ですと、様々なバックグラウンドの方が在籍しているのが特徴の1つだと思います。
新卒からコンサルタントして活躍されている方や、私のようにSlerからキャリア採用で入社された方、別のコンサル会社から来た方など、様々な方と「お客様の業務改善」という1つの目的に向かって力を合わせて取り組めることが特徴かと思います。
コトラ:
先程、実現力が強みというお話をしていただきましたが、その他にも何か強みはありますか。
T.H様:
グローバル展開だと思います。
IBMは世界各国に拠点があり、横の連携も強いです。
グローバルな展開をされているお客様には、グローバルな体制でサポートできるのが強みだと思います。
松本様:
グローバル展開になると、時差や言語という意味で、日本のメンバーの対応に加えて現地メンバーのコンサルタントがサポートすることもできます。
また各国で法律や商習慣が違う所に対して、どのようにSAPで対応すべきか迷う時、それぞれの国の専門のコンサルタントにその国の実情を確認して、お客様に提案できるというところは、やはりグローバルに展開しているからこそできる強みだと思います。
税制なども刻一刻と変化したりするので、最新の情報は現地のメンバーに聞かないとわからないこともありますが、弊社ではチャットによるやりとりですぐに確認ができるので、グローバルでもコミュニケーションが取りやすいです。
コトラ:
カジュアルにメッセージのやり取りができるのは、スピード感があり魅力ですね。
松本様:
専門知識を共有するという文化はDNAレベルであると思います。それぞれのコンサルタントがライバルではなく仲間なので、ノウハウはどんどん共有していこうという前向きなチームワークです。
コトラ:
情報を共有しあって良い方向に組織が進んでいくということですね。そういったところが和やかで働きやすい雰囲気に繋がっていくのかなと思います。
次にどのような方がどういった形で活躍されているかもう一度詳しくお聞かせ下さい。
松本様:
キャリア採用には2つのパターンがあります。
1つ目は、コンサルティング会社でSAPを担当していたけれど、上流しか担当できなかったり、導入局面でのトラブルが多かったりして、お客様への価値提供に課題を感じて、IBMのテクノロジーやプロジェクト品質の高さに魅力を感じて来て頂くパターンです。
もう1つは、国内系のSlerでSAP経験や運用保守経験のある方が、よりコンサルタントとして幅を広げたい、先進的かつ大規模でグローバルな案件にチャレンジしたいということで来て頂くパターンです。
現職からの企業文化を含め変化が大きすぎない、より良いステップアップをする転職先としてIBMに来ていただくことが多いです。
そのためT.H氏のように、入社後IBMのプロジェクトに馴染み、そこで実績を残して昇進していくというパターンがうまく回っています。
キャリア採用入社に対し手厚いサポート体制
コトラ:キャッチアップに対するサポート体制はありますか?
松本様:
キャリア採用入社の場合、IBMの入社後の6ヶ月をとても大事にしています。
IbDというキャリア採用メンバーの参画とキャッチアップをサポートする仕組みがあり、最初の2週間研修でIBMの事をきちんと知ってもらったり、コンサルタントとしてのケーススタディをして頂きます。
毎月一緒に入社するメンバーを同期としてチーム構成するので、キャリア採用の社員同士の人脈を築くこともできます。
そのあと6ヶ月間はプロジェクトに入りながら、追加で色々なテーマの研修をしたり、即戦力となっていけるように、専門の所属長がついて悩み事や分からないことに対して丁寧にサポートをします。こうして不安をなくしてもらいIBMにキャッチアップしていって頂きます。
その後もプロジェクトの中でEラーニングやプロジェクト事例を活用して、専門性やスキルを磨きながら経験を蓄積して頂きます。
コトラ:T.H様もキャッチアップを実際に経験されて、良かった点などありますか?
T.H様:
私も入社後半年間は先程お話にあったIbDに所属しており、そこにはIbDだけのスラックチャンネルもあり、キャリア採用入社同士で手続きなどカジュアルな相談もできてありがたかったです。
キャリア採用だからこそ困ることもありますし、やはり新卒の方よりも仲間が少ないと思いがちですが、そういった組織があることで入りやすさがありました。
IbDで一緒だった方たちはその後、様々な部署に配属されていますが、今でも横のつながりがあります。
松本様:
意外とキャリア採用の方のほうが、同期の方と繋がりがあることで、社内の様々な組織の人と繋がりがあったりします。
新卒の方たちは縦の繋がりになりがちですが、中途採用の方たちのネットワークの面白さがあると思います。
コトラ:
各プロジェクトの人数構成なども教えて頂けますでしょうか。
松本様:
協力会社も含めると、プロジェクト初期は30〜40名で、開発が始まると60〜70名になっていくのが一般的なサイズ感です。
小規模だと10〜20名くらいの案件で、大きくなると100名を超えてきます。
プロジェクトとして一定の規模があるので、そこで助け合いをすることで人脈もできて次に繋がっていくので、このくらいの規模感がいいと思います。
また他社と比べて、先程の人数の中でIBM社員の比率が高いことがポイントです。
IBM社員の人数は、品質管理部門にチェックされるポイントでもあり、IBMのこだわりのポイントです。
IBM社員が多いので、IBMとして責任を持ってプロジェクトを管理できますし、キャッチアップも社員同士でないと難しいので、キャリア採用の方に安心して頂ける現場体制です。
コトラ:
先程お話して頂いた、和やかな雰囲気以外に、何か部門の雰囲気の特徴はありますか。
松本様:
和やかな雰囲気の特徴として会社とメンバーの関係性が、個人1人1人のキャリアとワークライフバランスを尊重しているところが大きいかと思います。
IBMはプロジェクトとしての組織体以外に人事的な組織体があります。
例えばT.H氏の場合、プロジェクトではチームリーダーの指示で作業をしていますが、人事組織としての所属長が別にいます。人事的な所属長が付いて定期的なカウンセリングを通して、キャリアを確認して、ワークライフバランスを考慮したプロジェクトへの参画を一緒に検討し、合意のもとでプロジェクトへの参画を丁寧に決定しています。
選択肢の中で一緒に決めていくので、自身のキャリア希望に応じたプロジェクトでモチベーション高く仕事をしていけます。
T.H様:
親身になってくれているというのは実感としてあります。
プロジェクトの中で課題対応や、進め方に困った時に、チャットのチャンネルで質問や悩みを上げたりすると、必ず誰かしらアドバイスをくれるのでチームワークもあり、キャリア採用でも暖かく受け入れてくれるカルチャーが嬉しかったです。
コトラ:
キャリア採用の方に対しても細やかなフォローがあるのも働きやすさに繋がりますね。では、部門の展望やご自身の実現していきたいことについて教えてください。
松本様:
私自身の使命でもありますが、IBMとしてDXをより多くのお客様にご提供していくにあたって、共に働く仲間を増やすことです。
IBMの実現力や温和な雰囲気の中で1人1人を見てキャリアを伸ばせるということを多くの人に伝えて、IBMの強みと掛け合わせてお客様のDXを推進したいというメンバーと共に、より多くのDXを進めていきたいと思っています。
T.H様:
個人としては2つあります。
1つは私自身のスキルを高めて、お客様の業務改題への対応力を高めていきたいです。
もう1つはキャリア採用ならではの違う視点でのナレッジ、知見を組織に還元していきたいと思っています。
開発から上流に上がっていった知見があるので、そういった知見をチームで共有して、チーム全体のプラスαになっていけたらと思っています。
コトラ:
スキル面ではどういったスキルを今後身につけたいですか。
T.H様:
大きく2つあります。
1つはマネジメント面です。チームを率いていく立場として、チーム全体のパフォーマンスを上げるスキルを身につけたいです。
もう1つとして、私は会計領域をメインとしており、管理会計の領域を担当しておりますので、専門性をもっと高めていきたいです。
転職を希望されている方へのメッセージ
コトラ:
どのような方(人物、スキルなど)にジョインしてもらいたいとお考えでしょうか。
松本様:
IBMとして「チームでの実現にこだわっていける方」に来ていただきたいです。
IBMでチームワークを重視している方、プロフェッショナルとして専門性を磨いていきたい方、絵に描いた餅ではなく実現にこだわりお客様と共に歩める方です。
そういったこだわりを持っている方はIBMのテクノロジーをうまく活用して成長して頂けると思います。
T.H様:
関係者が多いのがIBMのプロジェクトの特色なので、うまくコミュニケーションが取れる方が非常に大事だと思います。目的に向かって部門を横断してでも解決に導いて頂ける方が良いと思います。
コトラ:
最後に転職を希望されている方へのメッセージをお願いできますでしょうか。
松本様:
チャレンジは一緒にするので「安心して来ていただきたい」ということをお伝えしたいです。
組織のカルチャー、チームワークに関して、中途での転職やコンサルタントとしてのチャレンジは不安が大きいと思いますが、受け入れ体制を含めて安心して来て頂ける状態という結果が出ていますので、まずはぜひ安心して来て下さい。
T.H様:
私はSler出身という観点で申し上げると、IBMは上流から下流まで一貫してやっていますので、Sler出身だからこそ活かせる部分も多々あると思います。
そこで実績を残しつつ対応範囲を広げていくというのがIBMだからこそできることだと思います。
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【業務内容】
・案件発掘から、提案・案件獲得、構想策定、要件定義、設計、開発/導入、稼働後の運用サポートやBPO支援まで、SAPをコアとする基幹業務システム刷新プロジェクトに包括的に参画/リードしていただきます
・また、ERPをデジタルコアとしつつ、AIによる会話・音声認識・言語解析等のAPIを使用する次世代ソリューションについても、提案やプロジェクト管理を進めていただきます
・さらに、当社のプロジェクト知見を活用し、グローバル業務標準化に向けたプランニング(推進体制やロードマップの作成)や各国のローカライゼーションにも参画/リードしていただきます
【仕事魅力】
・自社製品のWatson(AI)とERPを掛け合わせた次世代ソリューション提案・開発に携われる機会があります
・大企業の顧客が多くロールアウト案件が豊富なため、グローバル案件に携われる機会があります
・日本にてSAP HANA導入実績が多く、ERPの最先端技術や知識を身につけていただけます
■必要スキル:
【要件(Must have)】
・SAPパッケージの導入、コンサルタント経験(Band7クラスは、何らかのERPの導入、コンサルティングの経験でも検討可能)
・提案、要件定義、もしくはシステム設計フェーズの経験
【要件(Nice to have)】
・プロジェクト・チームをリードした経験
・FI, CO, SD, MM, PP, BW, BO及びBasisのいずれかの導入経験
・SAP Ariba, Concurのいずれかの導入経験
・その他パッケージの財務会計・在庫購買管理の導入経験
・ABAP開発経験
・ビジネスレベルの英語力
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