業務コンサルタントに役立つ書籍

謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

エドガー・H・シャイン (著), 金井壽宏 (監修), 野津智子 (翻訳)
出版社：英治出版 (2017/5/17)

クライアントへの「本当の支援」を実現するには、謙虚な姿勢を学び、謙虚に問いかけることが不可欠。そんな、「謙虚なコンサルティング」のあり方が記されている本書。

著者自身の数多くの成功・失敗事例とそこで得た学びが言語化されており、実際のコンサルティング業務に落とし込みやすい内容となっている。コンサルティングにおける小手先のテクニックではなく、業務への向き合い方を見直すことのできる一冊だ。

大石哲之 (著)
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014/7/30)

著者は、アンダーセンコンサルティング（現アクセンチュア）で経験を積んだのち、株式会社ティンバーラインパートナーズ等で活躍しながら、ビジネスコンサルタントとして情報を発信している。

「社会人一年目からベテラン社会人まで、普遍的に役立つスキルを身につけてもらいたい」という思いが込められた本書は、ベテランコンサルタントに聞いた「15年経っても役に立っていること」が記されている。

コンサルタントはもちろん、どの職種や業界でも通用する学びを得られるのが特徴。

和仁達也 (著)
出版社：かんき出版 (2019/9/19)

「独立系コンサルタントのロールモデル」とも言われている著者の、渾身の一作。独立系コンサルタントとして成功するための数々のテクニックを紹介している。

著者自身や他のコンサルタントの実話に基づいた例も多く紹介されており、本書を読むことで業務におけるアンチパターンを避けられる。独立系コンサルタントとして、最短ルートで活躍するための知見が詰まった一冊だ。

世古雅人 (著), 渡邊清香 (著)
出版社：技術評論社 (2010/11/23)

本書は、コンサルティングに欠かせない業務フローの書き方と改善手法を学べる入門書。業務一覧表の作成からプロセスを抽出し、フローを作成するまでの流れと成果物が記されている。

それぞれの工程が初学者にもわかりやすく解説されており、業務コンサルタント初心者におすすめの一冊だ。

高田貴久 (著)
出版社：英治出版 (2004/2/1)

本書のコンセプトは、「日本人の若手ビジネスマンが書いた、日本の企業社会を動かすための論理思考の本」。「考える力」と「伝える力」を掛け合わせた、職種問わず現場で活用できる「論理的思考」と「プレゼンテーション」の技法が記されている。

コンサルティングに精通した著者が、実際に日本企業をコンサルティングする中で考えた内容を体系化したもの。本書によって、コンサルティングをはじめとするあらゆるビジネスシーンで活用できる、プレゼンテーション力を強化できるだろう。