概要
| 設立 | 1950年2月2日 |
|---|---|
| 従業員数 | 727名（連結）、268名（単体）※2023年11月30日現在 |
| 代表者 | 代表取締役社長 山口 誠一郎 |
トーセイ株式会社は、不動産流動化、不動産開発、不動産賃貸、不動産ファンド・コンサルティング、ホテル、不動産管理といった事業を展開する会社。同社は、人々のニーズや市場環境が目まぐるしく移り変わっていく中で、10年後、さらには20年後を見据えた不動産開発や中古不動産再生などを行うことにより、企業価値を向上させ、社会の発展に貢献してきた。
トーセイ株式会社は存在理念として、「私たちは、グローバルな発想を持つ心豊かなプロフェッショナル集団としてあらゆる不動産シーンにおいて新たな価値と感動を創造する。」を掲げる。その下に、存在理念を達成するための経営理念、行動理念が定義されているのが特徴だ。
同社の不動産流動化事業では、同社が独自に作成した「バリューアッププラン」を基に、資産価値が劣化した不動産を取得し、さまざまな施策を施した「再生不動産」を販売。
不動産開発事業においては、取得した土地を検証し、その土地が最大限の価値を発揮できるように開発・新築・販売を行う。
不動産賃貸事業では、グループが所有する東京圏の建物や土地を賃貸し、安定的な収入を確保している。
不動産ファンド・コンサルティングでは、グループ会社であるトーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社によって、不動産ファンドのアセットマネジメント業務を実施。投資家のニーズに合わせて不動産を売買したりアドバイスを行ったりして、価値の高いサービスを提供できる。
ホテル事業においては、同社の独自ブランド「TOSEI HOTEL COCONE」のホテル開発、中古オフィスビルのホテルコンバージョンなどを行う。
また不動産管理事業においては、トーセイ・コミュニティ株式会社によって、総合的なプロパティマネジメントを実施。管理対象は、ビルやマンションだけにとどまらず、ホテルや学校といった施設にまで及んでいる。
人々のライフスタイルや価値観が多様化し、目まぐるしい環境変化に直面する不動産業界において、グループ企業の総合力を活かしながら変化へ柔軟に対応していく。
沿革・歴史
1950年
ユーカリ興業株式会社設立。
1983年
東誠ビルディング株式会社に社名変更。
1996年
東誠不動産株式会社に社名変更。
不動産流動化事業を開始。
2002年
同社組成による不動産投資ファンドの第1 号として、私募ファンドを立ち上げ（不動産証券化事業を開始）。
2004年
ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2005年
企業再生、事業再生を目的としたトーセイ・リバイバル・インベストメント株式会社設立。
東誠コミュニティ株式会社（現トーセイ・コミュニティ株式会社）を連結子会社化。
トーセイ・リート・アドバイザーズ株式会社(現トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社)設立。
2006年
トーセイ株式会社に社名変更。
本社を東京都港区虎ノ門に移転。
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
2011年
東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
2012年
Tosei Singapore Pte. Ltd.を設立。
2013年
国際会計基準〈IFRS〉を適用。
シンガポール証券取引所メインボードに上場。
2014年
トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社が資産の運用を受託するトーセイ・リート投資法人が東京証券取引所に上場。
2015年
株式会社アーバンホームをM&Aによりグループ化。
2016年
トーセイ・ホテル・マネジメント株式会社を設立。
2018年
トーセイ・ホテル・サービス株式会社を設立。
拠点（国内・海外）
国内
東京
海外
シンガポール
関連会社
- トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社
- トーセイ・コミュニティ株式会社
- トーセイ・リバイバル・インベストメント株式会社
- トーセイ・アーバンホーム株式会社
- トーセイ・ホテル・マネジメント株式会社
- トーセイ・ホテル・サービス株式会社
- Tosei Singapore Pte. Ltd.
トピックス
新しい建物・サービスを次々と提供
トーセイ株式会社は、時代の流れに合わせた顧客ニーズに応えるため、新しい建物の販売やサービスを高付加価値で次々と提供しているのが特筆すべき点だ。
同社は2020年、「トーセイホテル ココネ浅草蔵前」と「トーセイホテル ココネ上野御徒町」を、それぞれ5月1日と7月1日に開業。同2店舗は、2017年に神田、2018年に上野で開業した、トーセイホテルココネの第3・4弾となる店舗である。第1・2弾と同様、「レディースルーム」「ジャパニーズモダンルーム」「ファミリールーム」といった客室タイプをそろえるだけでなく、近年増加するインバウンドのグループ客需要に応えるため、最大4名までが同部屋に宿泊できる「ラージキング」タイプを新設した。
また同年には、トーセイ株式会社が開発した物流施設「T’s Logi 橋本」を竣工させ、日本梱包運輸倉庫株式会社への引き渡しを完了させた。同物件は、小規模クラスの物流施設でありながら、敷地内導線への配慮、荷さばきスペースの確保、事務所・休憩所の完備がなされるなど、作業効率や利便性に優れているのが特徴。日本梱包運輸倉庫株式会社とは賃貸借契約を結んでおり、物件の引き渡し後は満室稼働となる見通しだ。
www.kotora.jp
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