DXの中核となるデータ活用のプロフェッショナル! NECの「DXオファリング」とは?

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NEC デジタルビジネスオファリング事業部
特集インタビュー

JAPAN TECH最大手である日本電気株式会社(以下NEC)。NECはお客様のDX化を推進するため社外や社内からコンサルタントを募り、「デジタルビジネスオファリング事業部」を新設しました。

今回はデジタルビジネスオファリング事業部の森山様・船越様にNECのDX戦略の魅力や組織風土、求める人材像などを伺ってきました。

ゲスト

森山 由紀様

NECに入社以来、データベース領域を担当。メインフレームのRDBの開発部門を経て、Oracleなどのデータベース領域を中心としたグローバルベンダとのアライアンス事業を担当。

海外ベンダの投資力を活かしつつ、日本の市場向けのサービスをHQ開発組織との協業も絡めWin-Winモデルの創出に取り組み、お客様のニーズに応える製品・サポートを提供してきた。

現在は、DX戦略のデータ活用基盤を領域として担当。お客様と共に、より柔軟にデータドリブンな社会を実現することを目指している。

船越 祐哉様

分析ソフトウェア(SAS)、DWH製品(Netezza、Vertica)を中心とした分析プラットフォーム構築のエンジニアとしてお客様先に常駐しデータ活用の定着化を実践。

約20年の現場経験と知見を活かし、データドリブン経営実現のためのロードマップをお客様と共に検討する企画支援サービスに従事。 2020年4月より現職。

ゲストの経歴紹介

コトラ:
本日はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。はじめに自己紹介をお願いいたします。

森山様:
私は新卒でNECに入社して以来、一貫してデータベース領域に携わってきました。データベース開発部という部署で、メインフレームのRDB開発担当を経て、Oracleなどのデータベース領域を中心としたグローバルベンダとのアライアンス事業、システム運用管理やRPAなどを中心にシステムプラットフォーム事業に従事してまいりました。
現在は、「デジタルビジネスオファリング事業部」でDX戦略を中心としたデータ活用基盤領域を担当しています。お客様と共に、より柔軟にデータドリブンな社会を実現することを目指し、日々業務に取り組んでおります。

コトラ:
森山様ありがとうございます。それでは次に、船越様よろしくお願いいたします。

船越様:
私は大規模データ分析基盤の構築に長く従事しておりました。具体的には、分析ソフトウェア(SAS)、DWH製品(Netezza、Vertica)を中心とした分析プラットフォーム構築のエンジニアとしてお客様先に常駐し、データ活用の定着化の実践等を行なってきました。その後2020年4月に現在の「デジタルビジネスオファリング事業部」に異動し、現在は森山と同じくデータドリブン経営実現のためのロードマップをお客様と共に検討する企画支援サービスに従事しております。

デジタルビジネスオファリング事業部が提供するサービス

コトラ:
御社の提供するサービスについて伺います。コンサル業界において「オファリング」とは会社としてお客様に提供するサービスのことを指しますが、NECの中で「オファリング」がどういったものかご説明いただけないでしょうか。

森山様:
「お客さまの経営課題を解決するためにNEC全社の知見を集結した価値提供モデル」を整備したものがNECのオファリングメニューになります。

これまでITシステムの導入は、「経営基盤、業務基盤として効率的に事業運営する手段」と考えられてきましたが、近年は「お客様のビジネス改革を推進する手段」としても検討されるようになってきています。そのため、ITをどう使うかよりもビジネスにどのようなインパクトを与えるのかという関心が高まっており、スピード感と再現性のあるオファリングに注目が集まっています。

DXに関わる戦略・構想の策定から業種別ビジネスモデル、人材育成などをカバーし、NECが持つノウハウや先端技術を組み合わせて顧客の課題に併せてソリューションを提供していく、これがNECのオファリングです。

コトラ:
デジタルビジネスオファリング事業部はオファリングをベースにビジネスを遂行する部門なのですね。

船越様:
その通りです。オファリングベースのビジネス展開は、NECではこれまで取り組んでこなかった新しいアプローチになります。

コトラ:
御社と競合他社との違いはどのような点になりますか。

森山様:
私の担当しているデータ活用基盤領域にフォーカスして申し上げると、新しい技術を取り入れることだけできればよいとは考えておらず、既存の技術と組み合わせてお客様の課題を解決できるデータドリブン環境を提供していきたいと考えています。既存のシステム環境は往々にしてサイロ型になっており、例えばオンプレとクラウドに分散していたりもします。そういったシステムを横断してデータの全体の活用や適切な運用していくことが重要と考えており、多くの基幹システムをお客様に導入させていただいてきたNECとしては、その経験をもとにハイブリッドなお客様環境への対応をしていくことに強みを持っています。

また、NECはITだけでなくネットワークにも強みを持っています。L5G/5Gなどの環境で流通するデータを管理するサービスで強みをもっており、ここに流れてくるデータを活用できる点にもNECの特徴があります。

船越様:
NECはAI・顔認証技術など自社で尖った先端技術を持っています。SIerやコンサルティングファームなどは自社で技術を持っていないことがあり、技術の話になると外部ベンダーにすべて任せてしまうようなことが多々ありますが、NECでは本当の意味での「End to End」のサービス提供を行うことができます。

また、オファリング化されたサービスはNEC内で取り組んだことのある案件をもとに作られているので、過去の経験・ノウハウからスピード感をもって案件に取り組むことができます。

コトラ:
チームの中長期的な目標を教えてください

森山様:
チームとして立ち上がったばかりなので、まずはお客様の経営課題や社会価値を創造したユースケースを増やし、オファリング化していきたいです。

技術的なアドバンテージはもちろん、そういった知見をオファリングとして蓄積し、お客様にご提供できるリソースを整備して、タイムリーにデータドリブンな環境、デジタルプラットフォームを提供していきたいと考えています。

デジタルビジネスオファリング事業部の特徴

コトラ:
お客様としてはどちらの業界の企業が多いのでしょうか。

森山様:
最近では製造業や金融業のお客様が多いです。NECは官公庁系のお客様ももちろん多いのですが、データドリブン経営という観点では様々な業界の企業をお客様に対応させていただいております。

コトラ:
特に採用したいポジションはどちらになりますか。

森山様:
デジタルビジネスオファリング事業部全体として、デリバリーポジションの採用ニーズが高いです。現在案件の引き合いは非常に多いのですが、デリバリーができる人材が限られており、営業活動が回らなくなってきている状態です。

船越様:
その中で我々のチームとしては、データアーキテクトを求めています。データアーキテクトの採用要件としては、「技術者ではあるが、コンサルの動きができる人」を採用したいと考えています。「データ分析基盤・データ活用基盤構築プロジェクトの実施経験」など技術者的な経験はもちろん必要になりますが、それではなく「お客様から課題を引き出し整理・解決まで導くことができるか」「上流部分から能動的に動くことができるか」を採用の際には重視しています。

コトラ:
入社実績として、どのような企業の方を採用されているのでしょうか。

森山様:
大手SIerやコンサルティングファームのアーキテクトポジションから転職される方が多い印象です。また、AWS・Microsoftなどベンダー側でお客様にコンサルティングをしていた方の入社実績もあります。年齢としては、30代中盤から40代前半の方を多く採用しています。

コトラ:
リモートワークは今後も継続予定でしょうか。

船越様:
コロナウイルス終息後もリモートワークは続けていく予定です。もちろんお客様のデータの中身を見ないといけない常駐のプロジェクト等であれば出社しなくてはなりませんが、原則リモートワークの方針は続けていく予定です。

コトラ:
給与レンジはどれくらいになるのでしょうか。

森山様:
データアーキテクトのポジションは900万円~1100万円の給与レンジと求人票に記載していますが、基本的にはこれまでの経歴やモチベーションを考慮して決定しています。ただ、NECは典型的な年功序列の給与制度ではないため、「○○歳だからこの給与」ではなく「○○ができるからこの給与」というJob型の考え方も持ち合わせています。

NECへの転職を希望する方へのメッセージ

コトラ:
最後に、御社を志望される方へメッセージをお願いします。

森山様:
データをどのようにビジネス活用するかという点は、今後より重要視されるようになり、我々データアーキテクトに求められる期待・役割も今まで以上に増すことでしょう。だからこそ、社会に与えるインパクトも大きく、個人としてもやりがいのある仕事だと思っています。

我々と共に社会をデータドリブンな環境に変えていきたいという熱意を持った方に、ぜひ応募していただきたいです。

船越様:
我々の部署はまだ立ち上げたばかりで、自由度はかなり高い組織です。部署の雰囲気としても「これまでのNECでは実行できなかった案件も、どんどんカバーしていこう」というチャレンジ精神にあふれています。また、部署には中途入社の人材が多く社外のベンダーの方と接する機会も多くあるので、人脈やスキルの広がりも期待することができます。

新しいサービスも続々と立ち上げておりますので、一緒にサービスを考えてそれを実現することを楽しめる方からのご応募お待ちしております。

コトラ:
森山様・船越様、本日は長時間に渡りありがとうございました。

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この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)