オンラインメディア企業からコンサルファームのメディア・エンターテインメントセクターに転職するためのステップ【志望動機、職務経歴書】

近年、メディア・エンターテインメント業界は急速なDX、ユーザー行動の多様化、広告モデルの変化に直面しており、これに対応するための戦略的支援ニーズが高まっています。オンラインメディア企業で得られる実践的なマーケティング、コンテンツ運用、データ分析スキルは、コンサルファームにおいても非常に価値があります。本記事では、オンラインメディア出身者がコンサルティングファームのメディア・エンターテインメントセクターで活躍するためのステップと、志望動機・職務経歴書の例をご紹介します。

1. コンサルファームが求める人材像

  • メディアの収益モデル理解(広告/サブスク/課金)
  • データドリブンなコンテンツ運用・SEO・SNSマーケの経験
  • Google Analytics、BigQuery、BIツールによるデータ分析スキル
  • 事業KPIに基づいたPDCAの推進力
  • 開発やデザインチームと連携したプロジェクト推進力

さらに、変化の激しいメディア業界で得た「柔軟性」「スピード感」「ユーザー志向」は、クライアントのニーズに応えるコンサル業務にも親和性が高いとされています。

転職のご相談(無料)はこちら>

2. 転職ステップ

STEP1:経験の棚卸と数値化

具体的な数値成果を洗い出します。例:PV200%成長、広告収益1.5倍、CVR改善20%など。分析だけでなく、仮説構築→実行→検証というプロセスを示せるとコンサルファームの評価が高くなります。

STEP2:キャリアビジョンと志望理由の言語化

「なぜ事業会社からコンサルへ?」「なぜメディアセクターにこだわるのか?」といった問いに自分なりの言葉で答えられるようにしましょう。単なるキャリアアップではなく、「業界変革への貢献意欲」を伝えるのが鍵です。

STEP3:職務経歴書・志望動機の構築

成果・スキルを構造化して見せることが重要です。業務の背景→課題→施策→成果の順でストーリー性を持たせましょう。

STEP4:ケース面接対策

メディア業界の事例(例:収益改善、MAU拡大、動画配信サービスの差別化)に関連したケース問題が出ることもあります。フレームワーク思考+具体的な知見を持って対策しましょう。

STEP5:業界理解とネットワーキング

OB訪問やファーム主催のセミナーへの参加を通じて、ファームごとのスタイル・案件傾向を把握し、ミスマッチを防ぐとともに志望動機を深めましょう。

3. 志望動機(例)

オンラインメディア企業にて編集・分析・プロモーションを統合したメディア運営を担当してきました。コンテンツ起点でユーザー行動を分析し、プロダクト改善や収益向上を実現する中で、特定企業にとどまらず業界全体に視野を広げ、より本質的な課題解決に挑戦したいと感じるようになりました。

貴社のメディア・エンタメ業界における戦略支援に魅力を感じており、私の現場起点の知見を活かしつつ、データと構造の視点から業界全体の変革を支援したいと考えております。

転職のご相談(無料)はこちら>

4. 職務経歴書(例)

氏名:高橋 美咲
生年:1990年生まれ(34歳)
学歴:慶應義塾大学 文学部 卒業(2013年)

職務要約

大手オンラインメディア企業にて、コンテンツ編集・SEO設計・SNS戦略・広告収益分析まで横断的に担当。データに基づく改善提案と実行、複数部門連携での新規メディア立ち上げなど、現場主導でPDCAを推進。メディア特有の課題に向き合ってきた知見を基に、今後は戦略立案から業界変革に寄与する立場を志向している。

職務経歴

株式会社●●(大手オンラインメディア運営)/2013年4月~現在
部門:編集戦略部→メディア推進室

  • コンテンツグロース戦略:SEOとSNSを融合した拡散施策でオーガニック流入前年比160%。
  • 広告収益改善:記事単位のCV分析・構成見直しを実施し、RPMを30%改善。
  • 新規メディア立ち上げ:プロダクト・開発・編集を巻き込み、ゼロイチで企画〜運営まで統括。初年度PV月間500万達成。
  • ダッシュボード開発:編集部向けにGoogle Data Studioを活用したデータ可視化環境を設計・展開。

スキル・資格

  • Webコンテンツ戦略/SEO・SNSマーケ
  • 広告収益分析/KPI設計
  • データ分析(GA4, GDS, BigQuery)
  • プロジェクト推進(PM経験あり)
  • TOEIC 875(英語での会議経験あり)

オンラインメディアで培った多面的な知見は、コンサルティングファームにおいても貴重な武器になります。現場を理解し、業界全体を変革する視座を持つ人材として、次のステージを目指してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)