顧客の利益最大化のため全力を注ぐ!M&Aアドバイザリー

顧客の利益最大化のため全力を注ぐ!M&Aアドバイザリー
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58 - 顧客の利益最大化のため全力を注ぐ!M&Aアドバイザリー

やりがいも大きく高収入であることから、昨今、転職市場において人気となっている「M&Aアドバイザリー」について解説します!

M&Aアドバイザリーとは

M&Aアドバイザリーとは、売却もしくは買収を希望するクライアントからの依頼を受け、豊富な専門知識や知見を活かして、M&Aによる利益最大化のためのアドバイスやサポートを行う存在です。

M&Aアドバイザリーの業務内容

M&Aアドバイザリーの主な業務内容は次のとおりです。

  • M&A戦略の立案
  • 売却企業の価値算定、買収金額に関するアドバイス
  • 買収スキームに関するアドバイス
  • 買収資金調達のサポート
  • デュー・デリジェンスのサポート
  • 交渉に関するアドバイス
  • 契約書に関するアドバイス
  • クロージングのサポート

このように、M&Aアドバイザリーの役割、業務内容は非常に多岐に渡り、的確なサポートを行うためには、高い専門性が求められます。

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M&AアドバイザリーとM&A仲介会社の違い

基本的にM&Aアドバイザリーの業務は、買収側か売却側の片方のみに助言を行うものです。

一方、M&A仲介会社は買収側と売却側の間に立ち、双方に助言を行っています。そのため、M&A仲介会社は双方の利益相反防止のため、中立的な立場が求められます。
しかし、M&Aアドバイザリーは、買収側か売却側のどちらか一方に付くという特徴を活かし、クライアントの利益のためだけに全力を注ぎ、顧客利益の最大化に寄与することができます。

また、実際にM&Aプロジェクトを進める際には、買収側と売却側それぞれがM&Aアドバイザリー会社を介することで、交渉のクッションとなり、プロジェクトをスムーズに進めることができます。

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M&Aアドバイザリーに求められるスキル・経験

M&Aアドバイザリーには様々な経験やスキルが求められます。また必須ではありませんが、M&Aアドバイザリーへの転職において、資格取得者が優遇されたり、場合によっては英語力が評価されることもあります。

スキル

M&Aアドバイザリー業務では様々なステークホルダーと調整や交渉をしたり、専門的な知識を活かし複雑なプロセスを計画通りに円滑に進めていくために、次のようなスキルが求められます。

  • クライアントリレーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル
  • リスク管理スキル
  • 財務系スキル(財務モデリング・デューデリジェンス)

経験

コンサルティングファーム出身者においても、事業会社出身者においても、「M&A業務に実際に携わった経験」や「戦略や企画立案といった上流フェーズのプロジェクト経験」があるかどうかが重視されます。
コンサルティング会社出身者ではデューデリジェンスの経験、戦略・組織領域における最上流の構想策定プロジェクト経験、財務分析・オペレーション改革・PMO・CXOレイヤーにおけるコンサルティング経験などが優遇されます。
また事業会社出身者では、証券会社での投資銀行業務・金融機関の財務部門・事業会社の経営企画部門・総合商社におけるM&AもしくはPMIの経験、海外の買収先企業への駐在・協業経験、経営コンサルティングファームとの協業経験が優遇されることが多いようです。

資格

M&Aアドバイザリーに転職するにあたって、特に資格は不要です。しいて言えば業務の特性から、ファイナンスの修士号、MBA、公認会計士(日本/米国)資格を通じて得た知識は有益でしょう。

語学力

外資系金融機関や外資系ファームなど、クロスボーダー案件を多く扱っている場合は、特に英語力が必要とされます。このため、海外駐在経験者、海外留学経験者、TOEIC高得点取得者(900点以上)などが優遇される場合が多いです。

M&Aアドバイザリーのやりがい

M&Aアドバイザリーのやりがいはなんと言っても「スケールの大きい仕事に携われること」です。
M&A業界は、1案件で動く金額規模は非常に大きく、小さいものでも数千万円~数億円の取引になり、大きいものだと数十億円~数百億円規模になります。そのため、自分の仕事が世の中に大きな影響を与えていることを日々実感できます。

また、「クライアントに貢献できること」も大きなやりがいの1つです。
M&Aアドバイザリーは、クライアントが抱える様々な経営上の本質的な課題を解決することができ、大きな達成感を得ることができます。

さらに「給料が高水準であること」も大きな魅力の1つです。
M&Aアドバイザリーは、M&Aの複雑なプロセスにおいて、様々な専門性やノウハウを生かし、経営陣に対してアドバイスを行い利益の最大化を図る存在です。このため、年収は高水準で、特に、Big4会計事務所や外資系金融機関、独立系M&Aアドバイザリーでは、非常に高い年収を得られるケースもあります。
例えば、Big4のM&Aアドバイザリー職では、コンサルティングファームの同タイトルと同じ水準で年収が推移していくため、アソシエイトで500万~800万、シニアアソシエイト700万円~1100万円、マネージャー1000万円~1500万円、シニアマネージャー1300万円~2000万円、パートナー2000万円以上、エクイティパートナー(出資パートナー)ともなると億単位での年収となります。
また、有価証券にて年収が公開されている、独立系M&AアドバイザリーのGCAを例に取ると、平均年収は2063万円と、日本の上場企業の中で3位の平均年収となっています。

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この記事を書いた人

青島志朗

[ 経歴 ]
名古屋大学・同大学院修了後、証券会社で富裕層営業、リクルートでキャリアコンサルタントとして従事。その後、M&A業界での就労を経てコトラに参画。M&A関連ポジションを中心に年間30名程度の支援実績を有する。

[ 担当業界 ]
M&A(投資銀行、FAS、M&A仲介、M&Aブティック、銀行、商社、事業会社、監査法人、税理士法人における関連ポジション)